Friday 26 February 2016

第二のキッチンに防火対策

家の修復が最終段階にはいり、これまで色々ありました。

時間がかかった大きな理由の一つが建築許可制度。

変更があると建築家が変更申請書をカウンシルへ提出、20日後にカウンセルから「質問」がきます。その返答のやり取りに時間がかかりました。大体2ヶ月位時間の無駄になります。最初の時と変更時、合計4ヶ月の間は「建設」せず工事現場はお休みでした。

カウンセルからの申請費用と質問の答えを吟味する時間は税金として払います。その料金は数千ドルと高額。だから質問がなるべくない様に、クリアーな建築家の説明図面が要求されます。

変更で論議を呼んだのは下の階にシンク付きのキチネットを作る事でした。

建築家は、「Bar Area」としたのですが、彼らの理解は「第二のキッチン」で、賃貸予定があるのか?と予定外の質問が返って来た事です。バトラーキッチンのつもりですが、別の階にあるのがひっかかるようです。

個人所帯と賃貸では建築の規制が違うそうで、他人に長期賃貸する場合は住宅をそのように作り替えなければいけないとの事。主なのは天井に防災強化素材を使う事、火災ベルをつける事だそうです。

一時的に部屋を貸す(ホームステイやオーペア)等も賃貸ですが、防災強化を後からするのは高額なのでしていない家庭が多いと考えられます。

その為、天井や壁を新しくした際に普通のジブボードからピンクの防災強化されたジブボードを使う事にしました。作業は一緒なので材料費だけ数百ドルの追加です。

去年(2014年)のクリスマスは10人の家族が集まり、今年もゲストが1月と2月に来ました。外国からのお客様が多いので一週間単位の滞在もあり得ます。第二のキッチンという程ではありませんが、冷蔵庫やシンクはお客様にとっても便利だと思います。

このやり取りで建築許可=税金に数千ドルがかかりました。ニュージーランドの建築規制は時間の無駄なのか?Code of Compliance「建築規定にあった建築がされています」という証明がでるそうですがカウンセルの大きな収入源である事は間違いないと思います。

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