Sunday 30 November 2014

ニュージーランドの建築素材

ニュージーランドにきて1年ちょっとたったのでブログで記して来た今までの事が一通り見える様にレイアウトを変えてみました。

まだ家の修復ははじまったばかり。その間に色々な事があり悩み家の構造や素材、家を持つ事の責任が解りました。

100年間に建築素材は大幅に変わりました。昔から良いとされる銅のパイプ、昔は丈夫で高級素材だったけど今は駄目とされるダックスクエスト、アスベスト、鉛のペンキ。建築素材の善し悪しが解るたびに再建築されていきました。

地震もある国、ヨーロッパの様に石の建築はありません。基本は木。ウェザーボード建築といって、北欧にもよく見られる木を重ねあわせた建築です。その間,90年後半より多く使われたコンクリート、モルタル素材で作った家は、2005年頃水漏れが酷いということもわかり、水漏れ素材の家(Leaky home) とされ価値が大幅にさがり、木の建築に変えるに大掛かりな工事費用がかかります。家を買う時に一等地にある家の値段が低い家は皆この作りでした。

1927年に建築された2部屋を残し、この家のほとんどは、1987年の増築です。
今回の水管工事で少量残されていた黒いパイプのダックスクエストを取り除き、一部残っているアスベストの屋根素材を取り除く予定です。天井裏をみると昔の天井はとられ二重天井になっています。近所の人は100年前より大幅な改築工事がなかったのか、家の中の天井にアスベストがみつかり家族全員、取り除き工事が終わるまで引越してしまいました。我が家を購入する時にしたビルディングリポートには書かれていませんでしたが心配になりもう一回専門業者にみてもらいました。

雑草に使う農薬や建築につかわれている素材、何が良いのか悪いのか全く検討もつかず昔の人はそこに住んでいたのですから命の危険が直ぐある訳ではありませんが、こういう建築素材の勉強も今回の修復工事で学んできました。まだ修復工事、始まったばかりですが、何だかじっくり噛み砕いていく感じがして家つくり結構面白いです。

Saturday 29 November 2014

クリスマスツリーを飾る季節です

クリスマスツリーを購入しようと色々とサイトをみましたが、どうやら今週末位から売り始める様です。日曜大工屋さんでも売っていましたが、松がそろっているのがありませんでした。背は高いのですが。

パリやブリュッセル、ルクセンブルグではこの時期になると切ったクリスマスツリーが町中にあふれて売っています。木をたてる台は持ってきましたが、クリスマスツリーはこちらでの調達はどうなのかしら?

飾りもBoule de NoelらしきXmasボールはなくて、ライトで照らす星?が沢山売っています。バニングだからかもしれませんが,こちらのXmasボール、ヨーロッパの様に雰囲気のある素敵なのはないのかもしれません。ああ、去年沢山かってもってくればよかったとちょっと後悔。

とりあえず捨てずに持ってきたボールと飾りを、玄関の横のイタリアンサイプラスをXmasツリーに見立てて飾ってみましたが、bouleの数がないのでちょっとちがう?



一つにまとめてみました。


でも、なにかが違う?

もみの木ではありません、だからか。

Friday 28 November 2014

お礼? 玄関においてあったミステリアスなマレー風サラダ

Friday 28/11 (バスルーム作業6日め)昨日これなかったエアコンの外部ユニットの設置を終わらせるため、エアコン業者のカール君が8時に来ました。また8時40分の飛行機でハミルトンのA業者が隣とうちを訪ねるために来る事になっていました。

でも一ヶ月前から、中々とれない予約をしておいた日本人美容師さんの所にいくため留守を

「今日留守中にくるのは、A業者の人だけだからそれ以外の人は家にいれないでね。」とお願いして、小麦粉と乳製品アレルギーの彼の為に大きなおにぎりにお茶とお水を置いて出かけました。

10時40分頃、彼から電話があり
「A業者の人と隣の人がきました、僕はそろそろ帰ります」
という連絡が入り一安心、髪を切った後、急いで家にかえりました。

14時半にまたB業者が来る事になっており、電話があり遅れるとの事、3時頃になってやってきました。早速お茶と手作りチョコケーキを出し打ち合わせをしました。マオリ人で丁寧にお礼をして帰っていきました。

その後、近くの日曜大工店に出かけ、先日買った不良品のホースリールの交換と、次いで昨日いただいたイタリアン・サイプラスのための植え替え土とマヌカツリーを買い求め帰ってきました。

ふと見ると、こんなものが玄関にたてかけてあります。



なぜ? 誰が置いていったのでしょう?
マレー風やきそば?

おにぎりをあげたエアコンの人?
ケーキとお茶に感激したB業者のマオリ人?

それとも

昨日見積もりをとりにきたC業者のフィリピン人?

それとも

お風呂のタイル業者のマレーシア人?

まさか、

水道工事のニュージーランド人?

隣人? という訳でもないし。誰がなぜ?おいていったのかとても不思議です。

お風呂場作りの予算について 日本と比較


お風呂リフォームの予算について考えてみました。

下記、日本でお風呂リフォームをした場合の資料を参考にします。

資料によると、脱衣所を含まず一番安く工事した場合は、4479 NZD = 395500円
通常は、1,457,417 JPY = 16,483 NZDとGoogleで探したら日本での一般的リフォーム費用が出てきました。

ニュージーランドのお風呂リフォームやさんに聞いた所、相場20000-30000ドルだけど、選ぶタイルやお風呂の種類にもよるとの事です。

お風呂場も総タイルにする場合、シャワーボックスを使う場合、ウオークインにする場合はビルディング許可費用(大体500+建築家図面1000)も加算されます。

解体作業費用は大体同じでした。下記はシステムバスのお値段なので、タイルコストを抜かすと、日本のお風呂場作りの費用と同じ位かかると考えられます。こちらでは日本のようにシステムバスがないのでタイル張りが一般的になりタイル職人の分割高になります。

現在解体後のお風呂作業進行中。さていくらかかるか?

(日本の平均を検索した所)

一番安く工事した例
賃貸アパート・マンション用1400*1600mm 脱衣場含まない
ユニットバス本体(シャワー付き、追い炊き付き、手摺付き) 175,000円
工事費 組立費          15,000円
    現在フロ解体費      100,000円
    基礎ベタコンクリート    25,000円
    現在サッシ加工        3,500円
    建具・枠撤去入替     25,000円
    ユニットバス廻り木材  12,000円
    大工手間          15,000円 
    給排水設備工事     25,000円
    電気工事           8,000円
     計             395,500円(税抜き)(4261 NZD) 
これではシャワーユニットに毛が生えた位のお値段、お風呂はNZでは出来ません。

通常の施工例 脱衣場含む
解体工事風呂場 104,200 ビルダー700+電気屋さん165+水道65+ガス112 (ほぼ同額)
脱衣場 16,440 今後どの位かかるのか?
大工工事材料費
 壁69,980 
 床13,820
 天井5,660
 枠8,800
外壁補修12,000 
手間135,000
外壁工事コーキング・下地処理等式33,000
サッシ工事 浴室用出窓114,145
コンクリート工事 UB部 42,500
クロス工事壁・天井33,000
CF張り18,000
設備工事52,000
電気工事27,000
諸経費32102,832
システムバス工事1618タイプ 取付 70,000 
製品定価*0.5 599,040 (=6,785 NZD) 浴槽とシャワータイルは含まない

        計       1,457,417(税抜き)(15,658 NZD)

木の窓だけで、結構かかっているのでそれはさしおいといたとしても、このお値段は安いようなが気がします。日本でのタイル張り替え費用は一平方メートル13000円位との事、これはニュージーランドでもその位です。タイルの総面積は床より壁が多いもの、40メートル平米以上になる事も。

仮に40平米としてそれに防水加工(30万円位)をいれると、やはり70−100万円はするのでしょう。高く見積もって100万を加算すると、2,457,417円 = 26,519 NZD (税抜き)

日本と違い、こちらのお風呂は脱衣洗面所も同じスペースでタイル張りになる事が多くスペースも広いもの、解体作業費は一緒だったので、やはり29,900 NZD(税込み)。こう見ると建築作業物価は日本と大差がないという事です。細かい作業内容はちがってきて、物価指標が違うのに建築費用は同じ位を見る必要があるのかもしれません。日本でも同じ広さだったらこの位はかかるという事です。お風呂場、小さいけれど予算はしっかり見ておいた方がいいでしょう。

ニュージーランドの玄関は丸見えで明るい

玄関のガラスを二重窓にしました。見た目はあまり変わっていませんが、わかるかなあ?





温かさが随分ちがいます。ガラス張りで外から中が見える玄関が多いニュージーランド、入って寒いのは嫌だったのですが、今は一番温かい場所になり、夕方になると猫が昼寝をするようになりました。

外通りからはみえませんが、全てがガラス張りだと通りすがりの猫や犬がみえるらしく、猫は落ち着きません。夜中にもこの場所にいってみゃーみゃー泣いています。


Thursday 27 November 2014

日本式入浴方法と排水溝について

バスルーム作業4-5日目。

4th day (Tuesday) 朝9時、水道管と排水溝を買ってから水道屋さんがきました。10:40に抜けて空港まで娘さんを迎えにいき、11時頃もどりお昼は家族とでという事でまた抜けて2時頃から4時までいました。

一番に紅茶を飲みながらお話をしたのは、排水口の事。

「シャワーがウオークインで平らになるのだから、排水はシャワーの所にいきフロアーに排水口はいらないのでは?」

「日本では最初に体を洗い、お風呂に入り,出てから髪を洗い、それからまたお風呂にはいるので、排水口がフロアーに必要なの。」

排水口を設置するのは水がバシャバシャするだけでなく,お掃除する時にも楽だと思いお願いしたのですが、シャワートレーの排水溝だけでいいのではという反論からはじまり、ニュージーランド人はほとんど浴槽を使わないし、シャワーだけでもいいのではという所から日本での浴槽の重要性をかたり結構長いお話になってしまいました。

結局つける事になりましたが、穴を外にあけてそこから出すという話に主人は反対で次の朝にそれを伝える事に。

5th day (Wed) エアコンの人が8:30 - 12:00一旦抜けて 15:00 - 16:00までいました。水道屋さんはちょっと遅れて10時頃きてお昼にぬけまたもどってきて3時半頃今週末のタウポ自転車レースの練習のため帰っていきました。最高のお天気でしたから早く帰りたいのは解ります。

昨日の排水口を壁から外に出すのは反対だという事を伝えるのに、主人まで電話で巻き込み長々とお話をしてやっと、メインの排水溝パイプに繋ぐという事に落ち着きまし。外壁に穴をあけなくてすみます。

水道屋さん曰く、
「床の排水口はお風呂があふれて緊急事態にしか使われないから水がそこにたまらない。そうするとシャワーからの排水の匂いがこっちに上がって来て良くないから,別のパイプにして外に出した方がいいよ。水がたまらないと匂いがシャットアウトできないし」

私としては掃除する時にも使うと思うし外壁に穴をあけたくないので、反論。選んだ排水口にもぱかっとあけると汚れた所をとって洗えるイージークリーンなので水も汚くしないようにするのでということで一件落着ですが、来週に持ち越しになりました。

また排水溝の角度も現在のままだと水の流れが悪そうなので、指摘すると

「今問題がないのだったら直さなくても」といわれましたが、こちらに来てから余り使っていなかったお風呂、問題があるかないか解りません。という事でちゃんと直してもらう事になりました。

こちらの要望をしっかり聞いてくれ辛抱強いプラマーさんです。もし私が現場にいなかったら家にどんどん穴や問題が解らず進んでいたのかと思い、見えない所の建築Checkの難しさを感じました。

エアコンの彼はその間外で働いていますが、一人でエアコンの機械を設置、結構大変そうです。最初彼はパイプを壁の上の方にしようとしましたが、それも指摘して見えない所(下の方)にお願いしました。暑いのでお水やお茶、お昼は小麦粉アレルギーだと言う事でご飯をだしたらぺろっと食べてしまいました。育ち盛りです!

水道屋さんは、午後は、黄金色に光る銅パイプをバーナーと特別の曲げる機械で曲げたりして、水管工事をしていました。彼は銅を使うのは大好きだそうです。まるでアートのような繊細さ、綺麗です。

お茶タイムに、日本のシャワーとお風呂の使い方についてお話すると、

「昔、日本の水産業や漁が盛んで日本ハウスがウェリントンに出来た時にプラミングをしたんだよ。そうしたらシャワーの位置を下の方にしてくれと日本から来た大工さんに頼まれたてビックリした覚えがあるよ、そうか日本人は座ってシャワーするんだね。」と感心していました。

ウェリントンの街のまんなかに日本の水産業組合の宿があったなんて驚きですね。

木曜は来ると行ったエアコンの彼が来れなくなり、ビルダーは来週になると連絡があったので、静かな日でした。







Tuesday 25 November 2014

バスルーム作業3日目で位置決定、

毎日あさから電気屋さん、水管工事屋さん、大工さん、エアコンの人、がきました。

1st day 水道屋さんが一人で色々と位置を決めます。午後からいらして4時には上がるという,短時間に質問を色々とぶつけられ、宿題となりました。

2nd day (Friday) 勢揃いで、
9時に水道屋さん、途中お昼に友人のお見舞いにいきぬけたけど、9時より3時半くらいまで。
10時に電気屋さん、10時にきて一日中4時までいました。
12時に大工さん、お昼だけ打ち合わせにきました。
14時に空調整備エアコンの人2人、打ち合わせだけにきました。

3rd day (Monday)
9時にエアコンの人が来て,お昼から2時までぬけて4時までいました。Tawaに住んでる彼、タワでスモークが出ているエアコンがあるのでと、突然抜けて帰って来た彼。時間が結構無駄になったのでは?と心配に。
水道屋さんは、奥さんを病院に連れて行かなければいけなくなり、午後13時位にきて16時過ぎに帰りました。

その都度これはどうするああする、Atlantis の既存のシャワートレーがこのままだと入らないという事がわかり、急遽どうするかミニ会議をお昼を食べながら、大工さんと打ち合わせをしたり、

エアコンのパイプを壁に隠すなら今だ、と電話をして突然来てもらったり、3日目から作業。

今までタオルヒーターを使った事がないので、ついていたタオルヒーターは使いませんでしたというと、

「え、タオルヒーターいらないの?ニュージーランド人はこれがないと家が売れないよ」と電気屋さんに言われ

急遽タオルヒーター購入を考えたり、梯子みたいのじゃないのにしたいけれど、タイルに穴は難しそうです。

大工さんが、「天井は塗る方が安上がりだけど、インスペクターがみないといけないので。」

と天井はそのまま。作業はまだ続きます。






Thursday 20 November 2014

ウオッシュレットが届き、Pre-lining 水道工事がはじまりました

私のお気に入りの水道やさんが今日からプリライニングをしてくれる事になりました。

午後ちょっと遅れて1時45分から初めて大体4時半までいたでしょうか。大体の場所を二人で確認して、シャワー、トイレ、水道の蛇口、位置を決めました。

一昨日注文したウオッシュレットとトイレが外出時に届けられていて、水道やさんとどうやってつけるか、トイレシートに合うかどうかを確認します。

ニュージーランドでウオッシュレット使うのが楽しみです。
その後彼は、床下に入り家のパイプがどうなっているかを調べてどこにどういうパイプ、昔使われていて今は取り除いた方がよいとされるダックスパイプの位置を確認して、取り除く作業の段取りを決めていました。

二階と下、外とパイプの位置を内外から確認してどうやって水管をめぐらせるかの考える段階だそうです。行ったり来たりした後は、チョコケーキとお茶を飲みながら、今後のシャワーの話、世間話をしたりして。

彼は4時半から来週末の自転車レースに出る為のトレーニングに行くために、帰っていきましたが明日は彼の友達でもある、電気屋さんが一緒にくるのでお昼を用意します。

彼の友人、電気屋さんは女子サッカーチームのコーチをしていて全国大会にも出させた事がある優秀なコーチだそうです。と、電気作業とは関係ない所ですが、尊敬してしまいました。

その間メールでエンジニアに床下の柱を少し切っても良いかを確認、了承が出た所で、ビルダーに連絡しました。ビルダーと最終段階、どうやってするかを確認した後にシャワートレーを注文します。シャワートレーは納期に2週間かかるそうです。



トイレの水の効率化がこのスターマークの多さでわかるそうです
昔のシャワーがあった所の床をはがしてパイプの状態を調べます。







Wednesday 19 November 2014

石を選びにいきます。

お風呂工事の水管作業が明日午後から始まる前に、石を選びにいく事になりました。

石といっても丸い石ではなく、キッチンのベンチトップに使う大理石です。

クリスマス前まで大忙しで作業が進む中、キッチンデザイナーと一緒に明日9時に石屋さんの前で待ち合わせです。

石屋さん、というと聞こえが変ですが、世界各地から来た大理石や御影石、様々な石をベンチトップ用にまたは床素材等に使う為に売っています。

高級素材のひとつ、贅沢品に入るのではないでしょうか。ウェリントンには3軒石屋さんがあります。作業場だけのところから、ショールームを広くもつ所まで。明日行く所は、ショールームを最近新しくした家族でやっているB店です。

自然の高級素材、石もバッジ(まとめ買い)なのでその時によって石の色や素材の種類が違います。外国から輸入船がついて同じおろし市場からこの3店は買っていますが値段の付け方が微妙に違います。

相場があってない様な物です。実際にお店にいくと石のサンプルが色々あり、頼めば家に持ち帰る事が可能です。同じ種類の石でも自然のものなので微妙に模様が違うので、何回か足を運んで石の素材を勉強しました。見ているだけでもうっとりする様な石もあります。

何でもそうですが、物には値段があります。残念ながら素晴しいと思うものの値段は素晴しく高いと思います。

ただ綺麗な物を選ぶ時に値段を考えると、変に綺麗なものがお金にみえてきたりして素直に選べなくなります。高級寿司店のお寿司に値段がついていないのと一緒なように、この石屋さんにも値段がついていません。

選ぶ時には、自分のキッチンのドア、床、窓の素材、壁の色、全てを考えて、心を色だけにして選ばないと綺麗な物は選べません。値段の事は後回しにしないと本当に良いものには選べない美術品と一緒です。またそれ単一で素晴しい石だと思っても、周りの素材と合わなかったらそれぞれの素材が生かされません。

ミシュラン3つ星のお寿司職人小野二郎さん、の哲学。美味しいものをつくる5つの秘訣。1)シンプル2)繰り返し=一定した美3)清潔さ4)頑固さ5)わがまま、をもって美味しいものができるそうです。

美味しいものをつくる美術品キッチン、エルメスのバックより高級品を買いにいくのですから心していかないと、とドキドキします。

titanium 以前はこれが気に入りましたが、キッチンの素材やシンクとは合わないかと思います。

スーパーホワイト、大理石を思わせる模様がやはり素敵です。



失敗しないようにするビルダーチームの選び方

リノベーション全体の設計図ができ建築許可申請中です。

ようやく私達のやりたいリノベーションが図面になりました。100枚近くある申請書類全文は読みませんが、25枚ある図面は何回か目を通しています。図面の立体化、ビルダーさんに最終打ち合わせでは、細かく自分たちのやりたい事を伝えるのが大切です。

11−12月クリスマス前はビルダーが一番忙しい時、バスルームを終わらせるだけ終わらせようと思っています。ただビルダーといっても色々なサイズのビルダーさんがいて、それぞれ専門や得意な分野が違います。サイズにわけると。


1)大工職人さん:個人の腕が良い人もいて、小回りがききますが、大きなレノベーションだとチームをその度に作る事になります。プラマー、タイラー等専門業者と組んでビルダーのやるお仕事が少ない時や小規模なお仕事。

2)2人チーム:安定したパートナーを持つ人達。大抵の事は2人いれば大工工事はできるのでこのパターンが家のメンテなどに一番使い易い規模。小から中規模のお仕事。

3)工務店:小から大規模のお仕事まで対応が可能。アイディアを出してプラニングまでしてくれる所もあるので、自分でアイディアがない時は便利。建築家と組んで働いている会社が多いので、建築家向けにテンダー見積もりを出している。

4)キッチン専門チーム:キッチンやバスルーム専門チームは設置する回数も多いので経験豊。そこからキッチンやバスタブを購入する時にメリットが大きいです。

今回大きなXmas休みに入る直前なので、カウンシル次第ですが、最後まで終わらないかもしれない可能性があります。フレクシブルに対応できるブッキングでお願いします。

さてバスルーム、プラマーのトムさんは以前からお願いしていたのでフレクシブルにいつからでもできるよって言ってくれましたが、選んだタイル職人は3月まで仕事が入ってしまったとの事で、腕の良いタイル職人とビルダーはトムさんが連れてきたチームで構成しました。電気屋さんも彼の知り合いです。12月中にトイレまでは完成させる予定です。

バスルームは大抵小さい部屋なので大きなビルダーチームより専門職人が働き易い環境をつくれるチームを選ぶ事が大切、もっと大切なのは防水加工をどうするかです。それは次の機会に。



Saturday 15 November 2014

バスルーム作業準備(Pre Lining)とシャワーの防水加工について

建築許可を10月31日に建築家経由で提出されてから約2週間。考える事が一杯あります。

「プリライニング」バスルームの水管工事の準備はしても良いとの事、早速プラマーを呼びました。重要事項は、シャワーやバニティーの高さ、トイレの位置の確認。シャワーやバスタブからの水管がどう流れるかなどを調べる事からはじまりました。

タイルシャワーには二つの種類があり、一つは、All Proof等のメーカーから出している流し配管を床に埋め込む方法、もう一つは、出来合いのトレイAtlantisを入れる方法です。

(ビルダー (2-4 days)&プラマーワーク (in two steps)
 Channel Drain All Proof or Aco (German system) チャネル自体はトレイより安いが、ビルダーワーク(スロープを作る)とプラマー、タイル職人がきちんと防水加工にあったスロープのあるパイピングができるかどうかがキーポイントになります。スロープはビルダーが作るので大工作業の技術が試されます。

or

Tile on Tray system - Atlantis or other ガラスもついているトレイセットでその上にタイルを敷く事ができます。ビルダーワークは新しい建築物だったら問題なくこちらの方が良いと思います。設置するのにウェリントンに4人しかいない専門アプリケーション資格を持った人が最終設置をします。ただ、家が古く角が曲がっていたりするとレベル調節をビルダーがする作業が生じ難しい仕事となります。

(Tiling - 4-5 days)
タイルを敷く場合、バスルーム作業で一番重要なのはプラマー、次はタイル職人です。プラマーは以前からお願いしている近所の経験者。タイル職人は、以前お願いしていた人が私達の仕事が遅れたため3月まで予定が入ってしまったので急遽別の人を探す事になりました。プラマー紹介の経験者タイル職人、業者仲間やお客様に評判を集めています。評判は、経験ありの良いタイラー、でも高い!キッチンデザイナーも彼を使っていましたが、高すぎるので今は別の人だそうです。確かに他のタイル職人より値段が高いです。

建築許可をサインするにはすべてライセンスビルダーが必要です。
他にも先に進める事で聞きたい点があったので、カウンシルに聞きにいきました。

◎バスルームはこの人、でも他の大きな仕事は別のビルダー、という風にしてもいいのか? = 問題ないそうです。各箇所を各ビルダーからの確認をとり了解を得るという事。

◎日本式ビデ(ウオッシュレット)をいれていいかどうか?=建築許可に追加する事ができるので機材の種類、商品説明等をカウンシルに送ります。

手順としては:
1.ビルダーが床のパーティクルボードをとりはずします
2.プラマーのプリライニング作業をします
3.プラミングのない部分にインシュレーションをいれます
4.コンセント許可が降りたら、カウンシルに許可をとりにいき、カウンシルからの了解を得るための作業Checkのアポを取ります。これはSteve or 二人待機しているそうです。
5.シャワートレイかチャネルをいれます。(この作業が先か後かを確認)
6.ビルダーがビラボード、アクアボード等のライニング作業をします。
7.タイル職人及び専門のトレイアプリケーターが作業
8。プラマーが最終の設置

足りないものは、防水加工のシャワートレイもしくはドレインチャネル。

シャワートレイはもし排水箇所が写真と違うものだったら、特注となり3−4週間かかるとのこと。もし特注でなければ2週間で大丈夫。これが出来るかどうかは、プラマーとビルダーの確認が必要です。
防水加工&ドレインチャネルの組み合わせの場合は、2−3日で来るとの事。

シャワートレイには保証があるとの事ですが、ここはもう一度確認します。何が保証されているのか?タイルワークを壊す事になったらその費用は?

どちらのシステムにするかは、床下のパイプ可能空間がどの位あるかを調べてから決めます。早急に床を剥がしてどちらの方が良いかを定めたいと思います。

と、許可が下りる前の確認準備をすすめています。


そんな中、バスタブが届きました。早速入浴中の我が家の主。


Saturday 1 November 2014

屋根やの値段はあってないようなもの

不思議な事がおこりました。

以前からお願いしていた屋根屋さん、突然今年はやっぱり出来ないとの連絡が。12月にまた連絡するって。先々月、今年中に大丈夫というやりとりをしたばかりだったのに。

また待たされるのかと途方にくれていた時、たまたま友人の借家の屋根をしている屋根やさんに出会い、見積もりを頂きました.今日その屋根やは僕は時間があるんだけど、彼の◎◎サプライヤーが2月にならないと駄目だとか。イコール2月まで出来ません。

その◎◎サプライヤーはなんと7月にうちからサプライオンリーの見積もりをお願いしていた所。セールスが家を7月に見に来てから音沙汰なしの所でした。その間、数回の電話、会社にも2回足を運んでも「来週連絡するね」といってもなしのつぶてであきらめた会社だったのに、今回屋根屋さんからの連絡では、一日で値段がでました。以前の事情をお話していたので屋根屋さんはマージンとってないから、とその◎◎サプライヤーからの会社からきた見積もりコピーもつけてくれました。担当も同じ人です。

屋根やは◎◎サプライヤーが出来ない理由を説明するからといい、電話がありました。◎◎サプライヤーの電話では、以前見積もりをくれなかった件は棚に上げて、「僕は、屋根やの代わりに電話をしているんだけど、今年中の納期は製造元で6週間かかるから2月にならないと無理なんだよ」との事。元々その◎◎サプライヤーのコンタクト先は製造元セールスから聞いたものだったので、製造元に連絡すると、遅くとも3週間、通常2週間で出来るとの事。そして他のサプライヤーの連絡先を教えてくれました。他のサプライヤーは納期も問題ないし、値段とフラッシングパターンの図を直ぐだしてくれました。がなんとびっくり万単位で値段が違います。

屋根やに他のサプライヤーからマテリアルはこちらで取り寄せるからいいか?と聞くと、「いや◎◎は僕のメインサプライヤーでいつも使っているしフラッシングも一日で作ってくれる。でも新しい所は、何日かかるか解らないし、もし遅れたら僕の時間の無駄になるし何処のサプライヤーなの?」「数社あるけれど」といくつか名前をだすと「ああ、××は駄目だし、ここは△。」といい「◎◎に月曜にもう一度話さしてくれ」とのこと。

普通屋根やだったら自分の工場を持ちフラッシングを自分でデザインして作ります。が、彼はビルダー的な屋根やの動き方。いちいちフラッシングをサプライヤーに頼むとなると手間がかかります。フラッシングの多い我が家、簡単な屋根ではありません。

これをどうとるべきか。そのサプライヤーとのメール等のやり取りを思い出すと、「家の使っている業者で貴方の所のアスベスト屋根を出来る所はないから、サプライオンリーで値段を出すね。」といっていたのに、こんな近所に屋根やがいてしかも値段が他社と比べて万単位で違うという事は?

屋根やが計っているサイズが解らないので、LM(リニアメーター単位)か平方単位の詳細を送ってもらうメールを出しましたが本当に倍違うのか?

屋根屋さんは、「◎◎サプライヤーと話する」と言っていましたが、問題は納期の問題ではなくなりました。以前ビルダーが「屋根やは信用できない」と言っていましたが、◎◎サプライヤーと屋根やが見積もりを工作?◎◎も最初は製造元から6週間かかるといっていたのにそうでないとなると矛盾が?

◎◎から屋根やに出す値段と私に出す値段が違うのは解りますが、(通常マージン10%上乗せ)わざわざコピーをつけて、「僕はマージンとっていないから」という屋根や。私の屋根の計り方が小さかったとしても、一万の違いは大きいです。

この屋根やさん、まだ知り合ったばかり、フレンドリーで見積もりも早く11月下旬からもうできる、と良さそうですが、ちょっと気になります。この時期に暇っていうのも。こういう問題はつい先日他の仕事でもおこりました。サプライヤーを一つしか使わないと本当のマテリアルの値段がわからなくなります。

屋根やはやっぱり信用できないのでしょうか?