Monday 24 August 2015

週末はペンキ屋さん

ダイニングキッチンの広いスペースのペンキ塗り。

自分でやりますか?プロに頼みますか?

外壁はプロにお願いしましたが、植木をかってにきられたり、途中でこなくなったりと余計な心配もありました。仕上がりや時間も彼らの都合次第です。

またプロに頼むお値段も馬鹿になりません。使うペイントにもよりますが一部屋(50平米程に)2千ドル以上の見積もりがきました。

という事で、主人と二人で、DIY PAINT に挑戦! 壁の表面や継ぎ目はプロのプラスターマンが1週間以上かけて滑らかにしてくれたのでローラーでペイントできます。

早速、ニュージーランドを代表するペンキ屋さんRESENEへ。日曜日でも開いています。

ペンキの種類が色々あり、わかりにくいので親切に缶ごとにポストイットの説明をはってくれました。若くて美人で物知りの店員さんに感謝。



こちらのペンキ屋さんは高級ブティックのようにサロンもありサンプルも豊富。親切な店員さんと一緒に色を選んだり仕上がりカラーの確認をしたり勉強になります。聞くとニュージーランド人、ほとんどの人はペンキ塗りDIYですませるそうです。

こちらのペンキは他の日曜大工屋さんより少しお高めですが、プロ仕様という事で品質は確か。以前、他のお店の大安売りで買ったプライマーは使う度に頭痛と嘔吐がしますがこちらのペイントは大丈夫です。 

今回のペンキ代、まとめて下の階のお部屋の分も購入したので合計850ドル、結構なお値段。よーし頑張ります。

ペイントは最高級の光らないエナメルペイントをトップに使い、バスルームやキッチンのプライマー(準備)はオイルベースの防水ペイント。窓枠も光沢エナメルベースのペイントで掃除がし易い物を進めてくれました。沢山買ったので、今日お礼のEメイルがきて、この次買う時は25%割引にします、ですって。昨日そうしてくれたら良かったのに(残念)。

パリのアパルトマンのキッチンは光沢のあるエナメルペイント、ワインカラー。陶磁器につかうエナメルがはいっているので長持ちするし綺麗です。

近所のポロレストランのウェリントンバーガーを食べてキッチン・ダイニングのペイントを終了させました。


Wednesday 19 August 2015

Last spurt

ラストスパート?という訳ではないけれど,今日も沢山の業者さんが来ました。

8:00 - window people came 5 persons
8:30 - our builders come 2 persons
9:00 - plaster people 4 people
9:30 - Tilers 2 persons
12:30 - Alarm sales person
12:40 - Painter

晴天の月曜日。今日からタイ人のプラスターマン。

「仲間をつれてくるからね。」とつれてきたのは3人のラオス人ファミリー。

その中の一人は、みるからにおじいさん65歳はいっています。2人の息子と一緒に働くというより参加しています。じっと海を見ている時間も長いけれど、おじいさんだからお茶をご馳走します。皆言葉が通じないけれど、リーダーのプラスターマンが皆にこれこれって指示をテキパキ与えます。家全部をやってもらいますが、みんなのささっと早い仕事に、他のニュージーランド人のビルダーや窓やさんは圧倒されていました。

それから窓チーム2人の見習い含めて5人。で、も、計る回数10回でやっとやり直しの窓が取り付けられるはずが、何と、またまた寸法を間違え。もう信じられません。

これでまた遅れがでる、プラスターを一緒にできない、となるといくら固定料金でやってもらっていても、無駄とコストがかかります。12月にオーダーをだしたのに、この窓、そんなに難しいのか、それとも工場が馬鹿なのか、全く理解できかねます。彼らは僕たちのせいじゃない、工場が悪いんだ、とお茶、お昼とお休み時間が一杯な迷惑な方達でした。

気がつかない間にマレーシア人のタイル職人。さっさと防水加工を進めていきます。次の日のインスペクションがはいるので気合いが入ります。

色をつけたプラスター
さてビルダーはその間、小さい作業をしていましたが、そこまで中々目がいきません。

その間、アラームセールスに家の中をみせたり、ペンキ屋さんが来たりと、大忙し。

プラスターマンは、私のしたベネチアスタイルのプラスターが気に入った様でこれを試したいと廊下の壁3回のプラスターをした後に、私にベネチアンプラスター粉をいれて元を作ってくれとの事。どうもやり方が違い一面さーっとするのでベネチアというより、漆喰の壁という形です。色はうすーいのでほとんどわかりませんが。


この窓がまた間違えつける前に計れって




海を眺めるおじいさん
働く息子達


マニュアルを確認しながらドイツ製ボイラーを取り付けます
配水管アクセスパネル、いらないといわれましたが欧州では普通なので取り付けてもらいます
防水加工



Monday 10 August 2015

Choucroute シュークルトと新作ケーキ

 リノベーションで簡易キッチンしかない私達に同情してか、ご近所さんや友人に良くご夕食のご招待をうける私達。本当に感謝です。

今週末は、Mille-feuille 私の大好きなミルフィーユがお得意なパティシエのお家でフランスの家庭料理、シュークルト(Choucroute) をご馳走になりました。

ベコフ(Baeckeoffe) と呼ばれるアルザス地方の土鍋にキャベツの酢漬けとポテトに色々な種類のソーセージをオーブンでスロークック、ま冬にぴったりのお料理です。

メインはケーキ。ではありませんが、大好きなミルフィーユに新作のエキゾティック(パパイヤ,キウイ,マンゴー,パッションフルーツなどをミックスしたムースとガナッシュのケーキ。繊細でかつ爽やかなお味です。黄緑が好きなニュージーランド人にあわせた色合いですが、個人的にはオレンジの方がいいのでは? ムーアウィルソンで売りはじめたそうですが、この2日間は完売だそうです。ケーキが凝っているお味の割に名前がシンプルですが、ニュージーランドではシンプルな名前の方がいいそうです。

もう一つの最新作は、オレンジ風味のコアントロー酒をつかったチョコレートケーキ(左)。ガナッシュにキャラメルソースも入って,今までのフランボワーズとちょっと違った風味。私はこの新しいチョコ、オペラが気に入りました。

勿論、彼お得意のミルフィーユも。ミルフィーユのクリームは彼ご自慢。フランスミシュラン星のレストランのパティシエをしていた彼は日本の帝国ホテルにも働いた事もあるという腕前。ウェリントンでこの美味しいミルフィーユを食べれるのは本当にラッキー❤️全てムーアウィルソンで売っています。

美味しいリースリングワインと一緒にフレンチ家庭料理の夕べでした。










Thursday 6 August 2015

お風呂場2プラミング開始

家中穴だらけの中、ゲストバスルーム開始です。

まずお風呂バスタブにアップスタンドをつけます。これはバスタブ3方が壁になるため壁から水が床にもれないように水漏れ防止のステンレス製の水はけをつけます。ニュージーランドで壁にぴったりとバスタブをつけシャワーを浴びる可能性のある場合は義務だそうです。タイルとシリコンだけでは駄目だそうです。



そして水管工事の下調べとしてプラミングインスペクション(検査)が入るまで何もできません。金曜日にインスペクターが来るそうでそれまで作業はまたお休み。

プラマー水管工事屋さんはライセンスをもち政府の許可証を保持しています。それなのに、水管工事インスペクターが来て仕事をCheckする、その度に250ドル以上の出張費が私達にはかかります。この矛盾と無駄な費用はニュージーランドで家を建てる時に納得できない事の一つです。





さて暖房用のパイプ作業が終わり、今日は圧力テスト。水でテストではなく空気圧をパイプに入れてのテストでした。あっけなく終わり今度はボイラーをつけます。


お昼ごろ、業者さんが車にもどって何やらごそごそ。見てみると最近飼ったワンちゃんに餌とおしっこ時間でした。血統証つきのGerman Shorthaired Pointer (GSP) という猟犬だそうです。11ヶ月だけど力が大きく可愛いワンちゃんでした。首輪をつけてお散歩させてもらいました。なつっこいワンちゃん、犬も欲しくなってしまいましたが家のシャムネコがなんということか。





ヒートロス計算値と温水パネルラジエーターの関係

暖房器具でどのくらいの断熱料をもつラジエーター(もしくは他の暖房器具)を設置したらいいのか?それを計算するのがヒートロス計算だそうです。

部屋の容量(M3)にたいしてどの位のkW料のラジエーターが必要か?この計算を専門家がしてラジエーターの大きさを決めます。

ヒートロスと呼ばれる様に、温めるために必要なkW数ではなくその部屋の断熱材や二重窓など色々な要素により部屋の大きさだけでは決められない数字だそうです。

今回セントラルヒーティング専門家イギリス人のジェームスさん、私が
「この部屋の壁が小さいから小さめのラジエーターにしてくれないかしら?」というと、

「それでは部屋が温まらず快適に過ごすためにはどうしても60x100センチの大きさもしくは2つラジエーターを入れないと快適温度を保証できません。」と頑固です。

「温まるのがおそくてもいいから小さめでは駄目?」というと、

「部屋が暖まってもヒートロスがカバーできずに温かいと感じなくなってしまう」

という事なので、家具をずらして一メートルの場所をラジエーターに譲る事にしました。

彼も安心、「これできちんと温かく心地よい空間がもてますよ。」ですって。

温かさの保証を主張している彼の意見、色々な計算法がでていますが彼がどういう計算でヒートロス=この容量になっているのか私には解りませんが専門家にまかせます。彼の評判は7年前に彼から取り付けたビルダーさんの友人(家の改築で一番良かったと思っていると絶賛)と輸入元からのお墨付きという事で信じる事にしますが、さて本当に家全体が温かくなるのか?

ルクセンブルグの家では窓下に全てのラジエーターがついていました。それでも温かくならないときも、これは古いラジエーターのせいと家の天井の断熱材インシュレーションがちゃんとしていなかったのが原因でしょう。パリの家ではラジエーターの大きさは小さくても新しいタイプのラジエーターだったのと設定温度を高くしていたからか、温かかったです。

「ヒートロスと戦って家を温かくするので、断熱材は最高に大切」とのお言葉。

しかしパイプを家の壁中通すって大変な作業です。今日は2日目ですが明日もまだきて圧力テストもするそうです。家中穴だらけで落ち着きません。

家具をずらしてラジエーターの位置を確認




天井裏はピンクバッツ(断熱材)の山
沢山のPink Batts 断熱材、屋根裏用。


奥に見えるピンクパッツに上からベニヤ板を敷き、階段もつけてちょっとした小部屋になった屋根裏です。


Tuesday 4 August 2015

セントラルヒーティング温水パネルの設置開始

レノベーションの最終段階。ショートリストでどんどんと作業は進みます。


GIB Board 貼りが始まりました。この後、プラスター、ペンキ塗りと床のサンディングで部屋が出来上がり、キッチンが入ります。そうなると作業は早いです。

で、も、「ちょっと待って。」とビルダーにお願いしたのには理由があります。

先日から調べていた暖房設備、壁が開いているのを利用してセントラルヒーティングを入れる事にしました。ラジエーターに温水(60−80度)を流す温水パネルのセントラルヒーティングです。

ニュージーランドでは温風セントラルヒーティングが主流のようですが、ダクトの大きさが10−15センチで全ての部屋にいく事が無理とわかり、直径2センチ程度の温水パイプだけですむラジエーターヒーティングにする事にしました。輻射熱なのでじんわりと温かくなる予定。音も気にならないとの事、ここ20年間欧州で慣れている暖房設備です。

部品は全てドイツ製。ニュージーランドでの需要はまだ少ないとの事。
全ての家がセントラルヒーティングの欧州からきた初めての冬、ウェリントンの貸家の寒かった事は今でも覚えています。2回目の冬、家の中は煖房なしで15−17度にもなりますが、もう体が慣れてきたのでしょう、余り寒くは感じません。

このラジエーターセントラルヒーティングを専門にしている業者はまだ一握り。主には南島に多いとの事。今回は老舗のイギリス人にお願いする事になりました。

またNZセントラルヒーティングの会社、ウェリントン代表は今私達が住んでいる家で育ったとの事。86年に大きな改造をしたのは彼のご両親。という事で、素敵な縁で家族連れで週末遊びにきてくれました。輸入元なので、セントラルヒーティングのパイプやラジエーター等をインストールするプラマーにおろしているそうです。

各部屋のスペースとヒートロスを計算して決めていくラジエーターの大きさ、位置をきめたつもりでしたが、4人のインストーラーに2人のビルダーが出たり入ったり、決断をせまられて、結構緊張した1日でした。パイプ作業は明日も続きます。

しかし家の中が破壊されていくのをみているのは心もとない気持ちになりますね。





ニュージーランドの象徴シルバーフェーンを植えました