Saturday 11 October 2014

食べれる雑草その2−パセリ Petroselium Neapolitanum & Italian Parsley




ぴたっと地べたにくっついて生えているワイルドパセリ、ニュージーランド特有なのかはびこって生えている。このままこれを増やしていいのかわからず「はびこるものは全てウィード」として取り除きましたが、これも食べられます。根っこもだそうです。

フサフサはえるイタリアンパセリはサラダにいれて食べていますが、これは根っこがはびこっているので結構とるのが面倒。


Petroselinum neapolitanum

結構難しい学名


Italian Parsley
イタリアンパセリ


両方とも庭に勝手に生えて来ています。

先日道ばたでマオリの人達が何かをつんでいるので聞いてみると、クレソンだそう。
わざわざ遠くから車でやってきてクレソンをバケツ一杯つんでいました。

雑草退治、こういう食べれるものも雑草として全部かってしまっていいのか、不思議に思い始めました。以前昭和天皇と雑草についての逸話があります。

昭和天皇が留守中に、お住まいの庭の草を刈った侍従の入江相政に天皇は尋ねられた。
「どうして草を刈ったのかね?」
入江は、ほめられると思って、「雑草が生い茂って参りましたので、一部お刈りしました。」
と答えた。すると天皇は、
「雑草という草はない。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所
で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのは
いけない。注意するように。」
と諭された。        入江相政「宮中侍従物語」

この「雑草という草はない。どんな草にも必ず名前がある。」というお示しは、深く
仏教に通じるのである。
お釈迦様は、12月8日、明けの明星が光ったときにお悟りを開かれ、
「心あるものも無いものも、同時に道を成就している。草も木も大地もことごとく皆仏となっている。(有情非情同時成仏、草木国土悉皆成仏)」と説かれた。

という事なので、自然に生えて来ている草も注意して整理することにします(笑)

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