Wednesday 26 March 2014

見積もりには種類がある、これをしらないと大損。御注意!

屋根屋さんやビルダーさん、見積もりはこちらから催促しないと全く来ません。

催促も電話、携帯メッセージで、値段をつけるのがとても難しいというのが解りました。

でも日本人ですから見積もりがでないで大きな仕事は頼めません。しかも相見積もりをとらないと適正価格はわかりません。

こういう感覚はのんびりしたニュージーランド人にはありません。

自分の仕事がどの位かかるかは自分の実力capabilityを知らないと上手くはかれません。

「Estimate大体の目安」と「quote見積もり」この二つは結果が全く違います。

日本語で同じになる「見積もり」、Estimate とQuoteの区別が難しいのですが、、これは充分に注意が必要です。Estimateの場合、1000ドルと言われていても結果時間が多くかかった、部品がなかった、と最後に4000ドルになる事もあります。

実際小さい作業をしてもらい、そういう目にあいました。千ドルのEstimateから4千ドルInvoiceに驚きましたが、その時は初めてなので直ぐ払ってしまいました。その人は他に学生を傭ったから現金で300ドルもくれといってきてそれも払いました。本当に無防備でした。今みると使ったマテリアルの上乗せ金額が大きく、建築家の指定したマテリアルでなく安いマテリアルが使われている事がわかりました。

他にも電気屋さんに1時間で終わるから時給55ドルで直ぐだといわれ、2人きたので1時間110ドルかと思っていたら、4ヶ月後に来た請求書には289ドル。見るとケーブルとソケットだそうです。実際ソケットは足りなくて私が買いにいったので10ドルしかしませんでした。

だから、Estimateは大概だしてくれますが、それは業者が、

「これだけは最低欲しい金額」と理解した方がいいでしょう。

またマテリアル(素材)を自分で買って用意するのとちがい、ビルダーさんや電気屋さん、プラマーを通して買うときは、大体10%その金額にのせています。これは最初からそう言ってくれるビルダーもいますから自分で買った方が良いかどうかを判断した方がよいでしょう。ビルダーやペインターさんは沢山の購入量があるのでディスカウントが大きいのですが、その上に10%を乗せるので、もし安売りをしたり直接お店と交渉でき値段がさげられるのであれば、その方が良いかもしれません。

という事を学びました。

日本でこういう商売の仕方は多分通用しませんが、こちらでは当たり前。

本当に酷い時には、市民相談所(Citizen's Advice Bureau=CAB) の無料相談もあるそうですがまだそこに行く時間も惜しいので、そろそろ足でこれからは、QUOTEをとっていこうと思っています。

Wellington は風の街。毎週のようにヨットのレガッタが行われています。


Royal Port Nicholson からのレースで。

4 comments:

  1. 勉強になります。うちは賃貸なので、大きな工事はありませんが、小さな修理とか、車の修理とか、そんなのでもこれを踏まえて置いた方がよさそうですね。

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  2. むむむ〜。油断できないですね!日本なら、ずさんなことをされて業者に抗議すれば、悪徳会社でない限りお詫びとその後の対応(やり直しとか料金の訂正)がありますが、NZはどんな感じなのでしょうか。

    taipakupakuさんほどの経験や知識のある方でも、初めての経験ですんなり行くとは限らないのを拝見すると、何事もパーフェクトに出来ないのは当然と思って失敗してもその経験から学び、次に生かさないと、と自身の反省になります。
    特に、家の購入や売却、葬儀などの大きなことは(個人的に昨年は、売却と葬儀を経験したので)人生でそう何度もないため経験を生かすのが難しいけれど、かといって一度で上手く行くというのも難しいですね・・・。
    とりとめもなくなりましたが、パーフェクトでなくても、betterを目指してやるしかないですね!

    前回のコメントへ頂いたお返事拝見しました。ぜひぜひ、日々のNZ生活からの発見や、taipakupakuさんの異国経験キャリアをこれからも発信して頂きたいと思っていることをお伝えしたいです。楽しみにしています!

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  3. KJさんこんにちは、つぶやきブロガーTinker Bellです。記事拝見しました!腹が立ちますね~。。

    我が家は夫が15年前に建てた家が当初から雨漏りしていて、金属の部材がさびている場所があります。雨漏りは日本で建築業に携わっている姉がこちらに来て5分でみつけシリコンで埋めたら止まりました。夫によると建築家とビルダーが半年探して見つけられなかったそうです。こっちの建築業者は腕が無く、競争原理も働いていないため質は悪いと思ってます。

    なので、今週は自分たちで室内にドアを付ける予定です。素材と電気ドリル当で700ドルくらいでしたが、これで外のフェンスも自分で修理できるのでワクワクしてます。大きな補修はビルダーに頼まざるを得ないので(雨漏りし続けているトップライト)自分たちで雨漏りを埋めつつビルダーを探そうと思っています。

    姉に移住を勧めましたが断られました、彼女はこっちの建築家やビルダーより、よっぽど信頼でき知識も豊富です。(笑)

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  4. Tinker Bell さん、こんにちは、コメントありがとうございます。ワクワクしますよね、自分で何かつくれると。私も初めての経験で色々と試行錯誤をしながらやっていますが、こちらのビルダーや建築家の選定に色々会ってそれぞれの違いにビックリしております。先日はビルダーまがいの知人が来て、「オーナーの方が良く調べていて実際にその知識が一回しか使われないのはもったいないねえ,一緒に仕事しようかい?」といわれ苦笑いをしました。それではお互いにレノベ頑張りましょう!

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