Saturday, 16 April 2016

ジーランディア


ウェリントンにはネーティブバードのサンクチャリー聖地が、街の真ん中にあります。

その名も、ジーランディア。

公園の周りにはネズミやポッサムや危険な動物が入れない様に特別の金網柵があり、中にいる飛べない小鳥達も安心して住めるようになっています。

トカゲやタウランガという恐竜の子孫もそのおかげで沢山見れます。

日本から友人が来てここにいってみたいというので早速いってみました.町中から10分,案外近くで展示もあり面白いなと思いました。奥の方は、コンクリートの道ではなく登山靴でもあると便利です。

今まで周りの山を歩いたりしていましたが、わざわざ入場料を払ってと思っていく機会がなかったのですが、中で必ず見れるというこの鳥たちやタウランガ、感動。

入場料は18.5ドルで以前より安くなったそうです。知らなかったのは一枚の入場券で二日間続けて来れるという事。折角なので一丸レフのカメラをもって写真をとりました。
ウェリントンに住んでいたら入場料を割り引いて43ドルだけで年間会員になれるというそうで熱心な中国系の受付の人に勧められ会員に。素敵なカフェもあるのでまたいきたいです。

小さなヒヒという小鳥。

Tauranga頭の上に三つめの目をもっているそうですが、今は退化。

ニュージーランドの飛べない鳥、210羽いるなかの二羽。

kakariki ニュージーランドパロット。可愛いです。

大きいパロット、500羽から今はどんどん増えているらしいです。鳴き声からKAKA という名前。

シェギ、サギときこえますが、ニュージーランドの渡り鳥

他にも、ロビンがいたり、素敵な所です。
カカ南島にいたそうです。

ロビン、凄く近くまで来ました。



赤いスプラッシュバック

投稿が遅れましたが、入りました。

外の風景が映り青空が赤くなってます。

入る前、白も黒も良いなあと思っていましたが。
赤がはいって黒が引き締まりました。


入る前、色々ベンチトップにどかしたものが置いてあり乱雑。

トースターとケトル等を定位置にもどし。


ちょっと遠くから見た所。物が乱雑で失礼。


 ガラスは一枚で、こんな感じ。Euro Shield、汚れ防止コート加工をしてあるので油汚れや水滴が直ぐ落ちる?との話ですが。後で確認したらサービスでつけてくれたそうです。


Monday, 4 April 2016

今日から冬。ニュージーランド、ウェリントンのお天気。

一年のウェリントンのお天気をみてみると、

年間平均最高気温 16度
年間平均温度   13度
年間平均最低気温  9度
過ごし易い温度です。


4月は平均4.9時間の日中の太陽の出ている時間。夏の7.5時間と比べて3時間も短い。夕方暗くなるのが早くなります。6−7月になると3時間台。

こちらの冬の特徴は、雨。夏の倍、雨がふります。花壇の水やりはやらなくても大丈夫?
4−9月まで1日50%近くの割合で雨がふっていて、夏場1−4月上旬までの30−48%より大幅に雨の量が多いです。雨の降る日も、夏8日の倍、1ヶ月に16日は降っている。

風はかわらないようです。

欧州北、ルクセンブルグ、ドイツと比べるとずっと過ごし易い陽気。

チューリップなどの球根類は冬を越さないと咲かないとの事、そして12C以下になった時に植えると良いとの事なので5月まで冷蔵庫で冬気分を過ごしてもらいます。





Sunday, 3 April 2016

ニュージーランドで育つネーティブでない草木


つる薔薇の前に新しく作った花壇、春にむけてチューリップを植えたいと思っています。まだ温かいので土壌作りをして、クールダウンしたら植えようと思いますが日当りが良すぎるのがちょっと心配。


黒いビニールをかけてコンポスト中。左が去年植えた薔薇。
ウェリントンは風が強いので育たない花があります。過去2年間、試したものです。

簡単に育つ花たち

バラ:
1.ツタ薔薇のCapuscle 伸び放題です。
2.Cecile Brunerピンクの小花を咲かせて伸び方はゆっくりですが、まあまあ上手く育ってくれています。(上の写真の左)
3.カーペットローズ、さすが強い。すくすくと育ってくれ今でも花が咲いています。
4.ブッシュアイスバーグ、これもマルチにずっと咲いてくれます。
5.Parme de Chartreuse - 一本咲きの大きいばら、匂いが素晴しい。
6.スタンダードに仕上げたバラ(これは風にやられがち)
と、他にも今年Alfred Carriere, Paul Transonというツタ薔薇を増やしました。
バラは花摘みが面倒ですが割と簡単に育てられるので来年咲いてくれる事を祈っています。

今年植えたアルフレッドキャリエール、オレンジを思わせる香りのツタ薔薇。

去年植えたCecile Brunerツタ薔薇。

植えたばかりのツタ薔薇.ポールトランソン

Pyracantha 常緑植物まっさかり、棘があるので暫定が大変。

ポメロどこまでいくか。


ラベンダー:フレンチラベンダー一年中花を咲かせてくれ本当に丈夫です。

ブーゲンビリア:今年の夏植えたばかりなのでまだ大きくなっていませんが、大丈夫です。

いちじくの木:凄く大きくなりました。一つ実がなりましたが芽を沢山だしています。収穫が楽しみです。

ベルベーヌハーブのお茶の木:まだ植えたばかりですがすくすく育っています。この葉をお湯に入れると美味しいハーブティーが簡単にできます。

青リンゴ:小さいのに実を沢山ならせてくれて美味しく頂きました。

洋梨:今年初めて実をつけて沢山コンポートにしました。

駄目だったのは,

シャクナゲ:昔からあるシャクナゲは木になる位の大きさで素晴しい花を咲かせてくれましたが、新しく買ってきたシャクナゲ7鉢は、値段が一鉢40ドルと高い割に育ったのは3鉢。花が咲いてくれたのはいいのですが、その後の水やりが悪かったのか?同じ場所でも育ったのと上手くいったのと混じっていて原因が土壌ではなく種類なのか?と思っています。

椿:育った椿を植え替えしましたが、多分一つは死んでしまった様です。

ボタン:芋のような球根を7個買って来て植えましたが、これも高価な割にそだって芽をだし葉をだしたのは一つだけ。ボタンは難しいといいますから一つでも育てば良いと思っていますがまだ小さいちいさい。

紫陽花:水をあげると元気になりますが、あげないとすぐにしぼむというゲンキンな花。

ミニ木蓮:場所が悪いのか、どうも育ちません。

まあまあ上手くいったのは、

もみじ:紅葉のためにかいましたが、何とか大丈夫です。

藤の花:今年植えたばかりなので、まだ大きくなっていませんが葉っぱは緑で生き残っています。

アゼリアツツジ:シャクナゲよりも小さいですが、強いようで7つのうち一つも枯れていません。

タイのレモン(シトロネル):日陰から日向に移したら元気になりました。

まだ育成中で結果がわからないのは、

桃 実が一つだけなりました。でも葉はどんどんおおきくなるので暫定しました。
ポメロ 2つなっていますがどこまで大きくできるか?

ゆず:小さな緑の実がなっていますが、いつゆず色になるのか?今年植えたばかりだからまだまだ。

ネーティブだとリンガリンガ、フラックス、すくすくと育ちます。去年沢山生ったフィジュア、今年は不作です。


今年は暑い夏が続き水やりと雑草退治にお庭仕事が忙しかったです。秋になって雨が多くなりじめじめはいやですが草木のためにはいいのかな?と少しホッとしています。
今年は不作なフィジュア









Thursday, 31 March 2016

ニュージーランドで家の投資を考える


最近、良く人に家を買うのは良い選択かどうか?投資にどうか?と聞かれる事が多いので少し調べてみた個人的意見をまとめました。長くなったので、時間のある人はご参考に。

家に購入する人の割合@ニュージーランド。国民の半分以上が持ち家に住んでいます。




家は普通の家庭の中で一番大きな投資です。しかし投資と考えると金融資産と違って家は流動性が薄くお金に困ったからといって、換金が直ぐ出来る訳ではありません。

流動性とは、お金に換金できる早さを言います。勿論一番の流動性資金は現金です。でも現金もそのままもっていても、投資にはなりません。(=タンス資金)投資にするためには、貯蓄や利益を生む投資信託や株・債券に移し替えないといけません。債券や株・信託は金融財産ですが現金程の流動性はありません。しかし不動産より換金が可能な資産です。

投資する際考慮する事は、「低い流動性=リスクが高い=大きい利益」
Risk & Return

不動産は、流動性が低くリスクも高いが、リターンも望めますが、統計的にいって失う可能性も多いです。一般的な投資のリターンは6%といわれていますが、こればかりは実際の場所や経済状況でどの位かの保証は全くありません。

だから家を投資に考えるのは危険がともないます。それでも家を購入する人が多いのは、家は実際に触れることのできる「夢」になるからです。しかも家族で住めるし実用的な投資物件にもなりえます。

しかし家の投資は買うだけでは終わりません。購入後には、面倒なメンテナンスやリノベーションにも時間やお金がかかります。

それでも賃貸するより買った方が得な場合もあるようです。例えば5人の子供を持つ7人家族の義弟夫婦は、パリで部屋数の多い貸家を予算内で探すのは一苦労でした。しかし売り家となると別で、投資目的も考慮して家を購入しました。莫大な一時出費ですが、家賃計算にして考えると得だったといっています。

売り家の値段を住む(と考えられる)月年数で割ってみると賃貸との比較ができます。そしてかかるメンテナンスの費用もくわえると、「仮の家賃」が想像できます。少年数だともの凄く高額な場合もありますが10年以上住むのであれば、納得いく金額になるのでは?

しかし10年後どこにいくかわかりません。
ですから、家は買う時にどの位で売れるかと考えて買う事です。買う時にもう売る事を考える、というのも妙ですが、金融資産で満期の金額を考えるのと一緒です。

ボロボロの家を買って直して売るという人もいますが、Over Capitalisationに気をつけてレノベーションをしないと元はとれません。家の直しがその場所にあっているか?

「Location, location, ロケーション」これ重要です。

では家を買う時の資金についてはどうするか?

お金がなくても、家を担保にしてモーゲージを組めます。30%以上の頭金は用意できるといいです。

ニュージーランドには思いの外、銀行以外の金融会社が街に沢山あります。Easy Cash Lending には今のところ日本の規制より甘いようです。

いわゆるヤミ金もあるそうです。法外な高金利で簡単にお金をかし、期日にかえせなくなると無理矢理ローン+担保にさせられた資産を奪うという血も涙もない悪徳商法。しかし日本で金利を年20%以上とることは違法です。(出資法第5条第2項に定められている上限金利(年20%)を超える貸付けは、出資法 違反となり罰則の対象 ...)日本では個人間のお金の貸し借りにも出資法の上限金利がありその上限は109.5%。

ニュージーランドには違法金利はありません。その割に個人レベルの消費者金融てきな金融業者が多いのです。副業で金貸しができます。

しかしこういう所でキャッシュを直ぐくれても、高金利だったり数年後に利率変更だったりと落とし穴があり結局家を担保にとられる事があります。

その例が、アメリカのサブプライムローン。貸し条件を良くよまない下層教育の人達を騙して家を手放さなければいけない人が相次ぎました。

良く言われるのは家をローンで買う場合、月々の返済額は給料の30%以下におさえ、ローン年数もなるべく少なくし、家にかかるメンテもしくはリノベーションの費用、全てを考慮しなければいけません。

ローン金利の固定金利、変動金利。

一般的に変動金利の方が高金利になりますが、何時返してもペナルティーがかからなくライフプランがはっきりしていないのであればこれで一気に返せます。固定金利の場合は、金利が割安にはなりますが、年数がかさむとそれだけ金利分が元本より多くなる場合もあるので注意が必要です。

ローン金利をみるのであればこちらのサイトを参考にしてください。
http://www.mortgagerates.co.nz/mortgage-rates.html

お金を定額貯金でためたいという方はこちらを参照に。
Deposit Interest Rate
http://www.interest.co.nz/saving/term-deposits-1-to-5-years

ニュージーランドの家の値段について。

トマトやリンゴの値段はお店ごとにそう違うわけでもありません。適正価格というのがありません。

家の平均価格というのも、統計も(平均、中央値、最頻値)というのがあり、重さの中心、広さの中心、頻度の中心、どこをみてるかにより違います。Median中央値をみたオールニュージーランドの家の価格は45万ドル。オークランドは75万ドル。最頻値ではありませんので良い家はこの値段以上と考えるのが妥当でしょう。




ニュージーランドの家の中央値をつかい家の値段のトレンド統計をだしているサイト

ととても長くなってしまいました。












Sunday, 27 March 2016

Easter holidayにて思うニュージーランドの平和さとご近所さんの優しさ

Easter Holiday いかがお過ごしでしょうか?

卵をたべましたか?今日は国民の休日でどこもお店がしまっています。

夏も終わりもう秋ですね。先日もうチューリップの球根がでていて春先に咲くために植えるのにぴったり。チューリップと一緒に何を植えようか迷っています。

セーリングも水が冷たい時期に入り、転倒はしたくないです。昨日は、ワードアイランドに上陸してみました。ウェリントンにはこういう小さい無人島があります。そして自転車。タウポの自転車旅行が気に入ったのでまたまた近所を散歩しています。

ご近所さんにも新しい隣人がはいりました。彼女はウェリントンにオーストラリアからくる新しいデパートを作るそうです。先日誘われたお茶に、私はテレビを見ないので知らなかったのですが、ラグビーの選手と可愛い奥様(柔道選手)やドイツ人夫婦もきました。

小さい行き止まりの通りなので、ご近所付き合いも村感覚です。

1930年代の家が多く、最近はリノベーションをする人が多く昔からずっと住んでいるのは1−2人しかいません。新しく売られる家もあり、ほとんど皆新しい土地や外国から来た人達。でも卵を借りあったり(一回聞かれました)、お食事やお茶に呼ばれたり、このイースターには両隣りにチョコやお花を頂きました。外猫にお食事をあげるという簡単な事や道に沢山出ていたゴミを整理したお礼だそうです。



ニュージーランドのご近所付き合いがみんなそうとは言い切れませんが、本当にのんびりと平和を感じます。

 


ベルギーの悲惨なニュースで落ち込んでいましたが、友人はほとんど無事の様ですし、こんなお花をいただき生きている事に感謝します。







Friday, 18 March 2016

World Happiness Report - 世界で一番幸せな国

デンマークがまた一番。World Happiness Report による発表が行われた。

日本は53位。ニュージーランドは8位。

The 10 happiest countries with their scores (out of 10):

1. Denmark 7.526
2. Switzerland 7.509
3. Iceland 7.501
4. Norway 7.498
5. Finland 7.413
6. Canada 7.404
7. Netherlands 7.339
8. New Zealand 7.334
9. Australia 7.313
10. Sweden 7.291


同じ日に、一年間隣人だったデンマーク人の夫とスウェーデン人の奥さん&2人の子供たちがスウェーデンに帰国した。お医者さまだった二人は、旦那さんの希望でニュージーランドに移住。一年間休職でお試し期間をもうけていたが、奥様は働かず物足りない様子で、一年間休職してきた医療職に復帰するためにスウェーデンに帰っていった。

「一年大きな休暇、でもここには私の居場所はない。」と彼女。

旦那さんは、スウェーデンのヨット全国大会で優勝した事もあるヨットレーサーでここ地元のヨットクラブでもウェリントンの風を楽しんでいて、帰りたくないようだったが、病院のやり方が気に入らない様子。彼いわくニュージーランド人はひがみやすい、不都合で理屈があわない要求を真面目に押し通す。合理的に全てが動いているデンマークからみたらやはり公立病院の官僚的態度が腑に落ちないそうだ。一年たち、ニュージーランドの医師資格もとれ公立私立どこでも働けるという許可をもらったので、

「また是非帰ってきたい、今度は私立病院でも働けるから」と彼は言い残し飛び立った。

朝早かったのに、ご挨拶に訪れた旦那さん、子供が忙しいからとこなかった奥さん、二人のニュージーランドに対する意見はバラバラ。もうスウェーデンにインターネットで家も購入してしまった、とのことで、この先本当に帰ってくるのか? 主人とは海仲間だったのでちょっと淋しい。

「ニュージーランドを去ってあんな寒くてどんよりとした空の国に帰るなんて、人生の大きな間違いだ。」と主人。

スイス以外はスカンジナビア上位5位。寒くてどんよりした空の国で自殺も多い国でも、オイル収入のある国々。社会保障や無料の医療サービスがしっかりしているので心配する事は天気だけ、というのがデンマーク人のコメント。国のトップ43%の職は女性が占めているという女性職も充実。

昔クラスメートだったデンマークとノルウェーの女性達はたしかに生き生きと輝き今でも現役。クラスで一番年上で結婚して子供もいたが、旦那さんのサポートもしっかりしていて、何に対してもポジティブな彼女は今でも美しい。

どうやって幸せを計るか?

というのが問題になっているようだが、

「悲劇が幸せをよぶ」

の例で東北地震後の信頼関係が生まれその後の福島の幸せ度はあがったそうだ。

同時にニュージーランドの新聞は、オークランドとウェリントンの物価がそんなに高くないというニュースを出した。

World Cost of Living Survey によるとオークランド38位(去年15位)、ウェリントン42位(去年16位)と下位になったとのこと。まあこれは去年のニュージーランドドル高が影響した結果でドル価値が安定したいま本当の物価価値がでてきたという所なのかもしれない。

トップ10位は以下のとおり。お給料も高い国々だ。先ほどのコペンハーゲンも入っている、是非隣人のデンマーク人、沢山稼いでまたニュージーランドに帰って来て欲しい。

Singapore (1)
Zurich (2=)
Hong Kong (2=)
Geneva (4)
Paris (5)
London (6)
New York (7)
Copenhagen (8=)
Seoul (8=)
Los Angeles (8=)

でもこう考えると高所得で幸せ度も高いデンマーク、本当はニュージーランドより幸せに住めるのかも?と考えてしまう。

「住めば都」

ここには私の住み場所がないと言い切れない私は何処でも幸せにくらせるのでは、と考えてしまう。思い出すと、それぞれの最初の頃の印象は、ブリュッセルで「ここはいや」、ルクセンブルグは「ここは私の場所」と感じた。

ニュージーランドに最初来た時の気持ち。はっきり思い出せないが変わって来ている。
「自然は素晴しい」しかし、ニュージーランド人への印象は、

「急かされるのが嫌い。」
「ネガティブコメントは大嫌い。ネガティブでもいっぱくおいて」
「フレンドリーは表面だけ?」と

「親しき仲にも礼儀ただしく」と色々だ。