Wednesday, 22 January 2014

お風呂場を作る5ー日本のお風呂場は全てウェットエリア、防水加工について

バスルーム専門業者にお風呂場を作りたいと言ったら、大体2万5千から3万かかるといわれた。まだ素材も詳しい内容もなくレイアウトだけで。

隣のビルダーは5万かかるといっていた。

本当に値段はあってないようなものだ。

彼らに一括して任せれば多分綺麗にやってくれるだろう。

でもどうしても自分の好きな素材を使いたいので、一つ一つ自分でマテリアルを選んでいる。
どちらにせよ人に頼むとしても大体どの位かかるかを知りたい。

値段がいい加減だと、仕事の質が解らない。人件費に関してはどんぶり勘定が多い。まるで、一時期の日本で情報が無料だった時の事を思い出す。

お風呂場をつくるにあたって、一番大切なのは、「防水加工」。

私は全てを洗い場としてウェットエリアにしたいので、普通の防水加工よりもしっかり作りたい。

ここで防水加工は誰がするかが問題。

ビルダーがやる、といっても実際はタイル屋さんが行う事が多い。

こちらで流行っているタイルしたの電動ヒーター業者もやってくれるらしい。彼らは電動ヒーター(コイル)を水が入らない様にして売っているので、防水加工はとても大切で良い技術を持っていると言われている。タイル下ヒーターはこちらで良く勧められるが壊れた時は、タイルを壊して直すという(簡単で良くやる)というが。費用は大体1400ドル/9平米位だそう。ウェッとエリア重視なので考えていないが、どう思います?

タイル屋さんに関しては、色々だ。先ほどでた丸投げ式でビルダーやバスルームカンパニーに頼むと彼らの好きなタイル業者を選んでくれる。

屋根や外の防水加工(=Butynol、 Ardex、 Equuuis等の素材とは違うシリコン加工。)

さらにタイル床を水が流れる方向に全体的に床を傾けなければいけない。

排水溝は、All Proof等こちらで一列になっているものもあるがチャネルの下の穴は一つだ。

防水加工でシャワーエリアだけなら、 Atlantisや Newlineなどでカバーできるがこれにシリコン加工とどっちが良いか疑問だ。限られたエリアだったらよさそうだが。

腕がいいかどうかは彼らの今まで手がけた仕事を見てから実際の経験者かどうかだ。

業者選びの口コミはとても役に立つ。

こちらにノーカーボーイトレードマン等の口サイトもあるが、これは一つの物差しにもなるが、私の経験からいって余り信用できない。沢山同じ日に書き込みがあったりすると、友人が書いたとか、眉唾物だ。

やはり、信頼の置ける友人、経験者から聞くのが一番だ。

こちらのお店は、浴槽やシャワーを売っているお店もタイル屋さんも、ビルダー、トレードマンと一般人は同じお店で買い物をする。日曜大工用品の大手バニングも、一般人だけでなく、トレードマンもそこに買いにくる。

ただ違うのは、彼らは通常一般人より同じ種類のものを大量に購入するので、アカウントをつくりロイヤリティーカードのポイントがたまると値引きをしてもらう。このアカウントは実は一般人でも持つ事ができる。これからレノベーションする人は是非便利なカードだ。分厚い申込書をもらって書いても良いし、オンラインでもできる。ここで税ナンバーを聞かれるが個人だからなくても、キャッシュアカウントにすればとれる。

という事で、タイルを売っているお店に聞いてみた。
オークランドに本店のある優しいタイル店だ。

防水加工用商品を売っているお店なので、タイル業者との接触が多くちょっとした裏話もきける。彼らはタイル業者がお客さんであると同時に彼らの評判にもなるのでいい加減な事はいわない。彼女が出してくれた値段とは。(+GST税)

防水加工に大体、100−120ドル/一平米
タイルを貼るのに80−120ドル/一平米
それから、選ぶタイルによるが、一枚40−400ドル/一平米(タイルの値段はきりがない、イタリアンタイルや天然マーブルなど、もっと高いのもある)

防水加工にかかる費用と作業のやり方は、今ある床の素材によって異なる。

タイル屋さんにいくと大体そこに買いにくるタイルやを紹介してくれる。

良く買いにくる=沢山仕事をするタイルやさん。もしくはそこでしか買わない業者もいるからそこは気をつける。大体年配の専門業者には信頼がおける。

大体タイルの防水作業はそんなに難しそうではない、ただ、経験とどういう防水素材を使うかの違いだろう。

イタリアンタイルPietra Tibu Travertine series綺麗!

我が家はパーティクルボードだった。コンクリートだとやり方が違うのかもしれないがタイル屋さん曰く、

1.パーティクルボードの上にタイルスレート(タイルの下地用の水を余り通さない板)を釘とノリでとめる。(大体一枚、1メートル x 60センチで20ドル前後)
2.プライマーを塗りシリコン加工。タイルスレートをとめている釘も重点的にしっかり。
3.防水加工製品を最低2回塗り(ASA - Dampfix Gold (no bandage) or Mapei Aqua defense (small amount of bandage is needed) 二つの角の加工の仕方が違う防水加工製品。他にもある。
4.接着剤 (ASA-Conflex gold or Mapei Keraflex Maxi S1)

この後タイルを敷く。このときのグラーディングにもセメント粉もしくはエポクシーを使うという2つのやり方があると聞いた。エポクシーでするグラーティングは乾きと高価なので難普通のタイルやさんは使わないらしいが防水効果がいいかもしれない。日本のモザイクタイルはそうなのでは?


防水加工(他の許可のいる建築全て)に対しては、BCAから許可と証明書を出してもらえる。これはライセンスをもったタイルやがやる仕事でないとで許可されない。この証明書は大切らしいのでしっかり出してもらえる業者かどうかチェックしたい。

先日きたビルダーがどこのタイル業者をつかっているか解らないが、こちらで選ぶ事も可能だろう。ここは大切なポイントなので比較して決めたい。

と、丸投げで頼むのは楽で良いし,安い素材を使って多分予算内で収めてくれるだろう。

高い料金をいってきたら本当にきちんとした素材を使っているかを調べたい。

シャワーやシンクも、Duravit, Groheドイツ製が優遇されているなか、イタリア製もお洒落れ、日本製TOTOもある。全部クロームでプラスチックにクロームメッキでないドイツ製のこだわりメーカーもあるが、値段が高すぎなのでこれには手がでない

2 comments:

  1. う~~ん、なんだか思った以上に難しい気がしてきました・・・・
    ずっと前(10年くらいかも)にNZで買った、住宅雑誌に何件かシャワーとバスタブを日本風にしつらえた所が出ていたので、簡単にできるもんだと思っていました(汗)
    ↓なるほど、日本から持って行くと言うても考えられるのですね。
    バスタブ持って行くって、なんだかおかしいですけどねぇ(^^;
    NZの工業製品はほとんど輸入品なので、どうしてもお高くなってしまいますね・・・・・
    TOTOに行って相談してみようかしら

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  2. Mumさん、大丈夫ですよ。私が知らないので色々調べているのです。オークランドだったら日本のビルダーさんもいます。ただ深めのバスタブは限られます。TOTOはニュージーランドでは器具だけでバスタブはないです。ただ気をつけないといけないのは、こちらで証明書をとるためにライセンスビルダーとプラマーにお願いした場合、ニュージーランドの規格にあっていないものはつけてくれないかもしれません。その辺は建築家かそのビルダーさんにまず日本から持っていけるかどうかを聞いた方が良いと思います。建築家が防水加工の仕方とか色々と教えてくれるはずです。

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