Friday, 17 January 2014

日本式お風呂場をつくる 2 → ビルダー選定

ウェリントンには、日本人のビルダーさんはいない。(ペインターはいる)

日本のお風呂のコンセプトを解っている人はいない。

バスルームはウェットエリアではない。というのがこちらの考え方。

バスルームの床は暖かい方がいい、タイル下に電気ヒーター(コイル式)をいれるのは当たり前。でないと、足もとが寒いから。

昔は電気式の床下ヒーターがなかった。

ウールが高級素材として尊重される羊の国ニュージーランド、

購入した古い家は、ウールのカーペットがそこら中に敷き詰められていた。

足下が暖かい、カーペット敷きの家は、靴を履いて家の中を歩くこちらの人にとっては靴音もしないし、暖かいし高級とされてきた。

でも、カーペットは不健全。アレルギーの元になるし、靴の汚れもつくし、裸足だとしても、ホコリをためてしまう。お掃除が大変。

購入した中古物件、お風呂場もカーペット敷きだった!!!

メインベッドルームと同じ高級ウールカーペットがお風呂の横までぎっしり、高級木リムの洗面台と天井。日本のお風呂の反対をいくコンセプトだ。

ピンクのウールカーペットと金のブロス素材、一時は◎◎だったのかもしれないけど。趣味を疑う作り
という事で、

バスルームリフォームをお願いする業者選定にはいる。

先日水漏れを直してくれたトム紹介のビルダーも明日来る事になっている。

そして、昨日、1月になり、昨年中何回か連絡しても忙しくて来てくれなかった建築家紹介のビルダーさんが、休みから帰ってきたと早速来てくれた。

バスルームのお仕事をお話しすると、

マテリアル素材を指定してこないと値段が出せないので、時給50ドル+GSTでビルダーワークをするといってきた。

お風呂場を作った事あるビルダー(そうだと思っていたが)さんだったら素材をこっちに聞かないで、自分でこれがいいよっていってほしかったのだが。

多分床素材はタイルスレートの上にタイルやの塗る防水剤になるのかもしれないが。

大体お風呂場のビルダーワークというのは、お風呂とトイレをどかして、壁を入れ替える、というので余り、ビルダー自身がやる仕事は少ない。

大体はタイルやがする防水加工、水道工事屋さんのお仕事だ。

バスルーム専門業者もいて、大体2万5千から3万だね、といわれちょっと高いなという気がしている。まとめてなのでバスタブやシャワー,バニティー以外は、こっちが素材を指定しなくて良い。楽といえば楽だが。

もう一人、昨日隣人から近所の映画監督の家をつくったビルダーさんも紹介してもらった。

という事で、ビルダー、タイルや,水道屋,ガスや、電気や、+マテリアル(タイルも含めて)のワークリストをエクセルで作る事に。

お湯はガスなので、ライセンスをもったガスフィッターが必要になる。
ドイツ製の温水コントロール器。ニュージーランドには追い炊きシステムはついていない。

昨日来たビルダーは、ビルディング許可がいるかどうか解らなかったが、どうやらいらないらしい。本当の意味で大工さん、まだ若者なので、建築家指定素材で建築家と一緒にワークする形がベストなのだろう。

建築家をいれるとマテリアルも選んでくれるが、自分と合わないマテリアルを選ばれてもこまるので、日本のお風呂コンセプトがわからない建築家にバスルームデザインはお願いしないつもり。

バスタブやシャワーの位置を変えると水道管作業の位置も変わる。建築家図面が必要なのか?ビルディング許可は本当にいらないのか?

この辺も調べなくては。

一人目のバスルームビルダー後、選定面接はまだ続く。

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