先日水漏れを直してくれた水道配管工事屋さんトム紹介のビルダーをインタビュー。
普通の日は忙しいのでと土曜日9時に来る約束。
ドアをあけるとトムも一緒にきてた!さすが良いコーディネート。
早速お風呂場、水漏れ,今後の作業についてお話する。
お風呂場はウェットエリア、防水をするタイル工事にはやはり建築許可がいるそう。
普通のビルディング許可でなく、簡単な許可で、カウンセルも一回みにくるだけらしい。
工事後は防水加工をした後に証明書を発行するというものらしい。
その辺はちゃんとやってくれそう、良かった。
昨日のビルダーは素材も指定してもらい許可も建築家任せという事だった。
このビルダーさんは良く知っていた。しかもハンサム。
年配のトムより随分若くみえたが、トムさんと25年来仕事を一緒にやっているとの事。45歳くらいなのかもしれない。ローカルなので色々と作っている。
早速、「日本のお風呂コンセプト」を伝える。
第一条件「肩まで浸かって温まりたい」
浴槽を窓際に置きたいが窓が下から45センチ。ドロップインで床下に深めのお風呂をいれられないか、建築上の構造を調べてもらう。
お風呂は2階にありしたの天井までのスペースは限られている。
どうやら10センチスペースをあけなくてはいけないというニュージーランドの建築規制にひっかかるので窓際のドロップインは難しいらしい。
そうなると床から上の深めのお風呂しかない。
周りをタイルばりにするはめ込みタイプか、
スタンドアローンの置き風呂タイプを勧められる。こっちの方が
ちょっと深めのお風呂があるし、見た目も素敵。
小さくて深めのお風呂を考えていたのだが(その方が経済的)だけど、
身長180センチある主人とショールームでスタンドアローンお風呂にはいって試すと、
そこにあった180センチのお風呂が良いという。という事で、小さいお風呂は却下。
ニュージーランドで日本の小さいお風呂が欲しいと思ったのだが、全くの日本人仕様にしてしまうと、フランス人の主人も困る、後で売る時に困る,という事で、少し妥協しないと。
素材:石。高さ60センチ中は45−50センチ。もっと深いのもある、 これ170センチ、180センチの長さでもっと深いのもあった。 |
「お風呂場は、まず浴槽を選ぶとそこからアイディアが浮かんでくるんだ」
確かにそう。浴槽はお風呂場の中の一番大切な家具になる訳だから慎重に選びたい。
第二条件=浴槽とシャワー洗い場を濡れたまま行き来したい。
日本のお風呂みたくウェットエリアをクローズするアイディアを検討してみる。
ただ余り広くないお風呂場をガラス張りでクローズすると余計せまくなる。
お風呂場ではリラックスしたい、狭いとリラックスできない。
いっその事全部ウェットエリアにするのはどうか?との案が。
イタリアンシャワーのようなウオークインタイプのシャワーの横にある浴槽も悪くない。
シャワー洗い場で体を洗った後、深めのお風呂に浸かってのんびり。
クローズしなくてもウェットエリアにしてしまったら?
石のタイルすてきだが、掃除がしにくそう?
シャワーやお風呂の床は直ぐ乾くか?脱いだ洋服はどこに置いたら良いか。
また、お風呂場のあのスチームな雰囲気で癒される感覚はどうする?
こんなスチームシャワーというのも見つけたが、余り美しくない。フィリップスタークのデザインだけど、私は彼のデザインの椅子とかどうも座り心地がわるそうで好きじゃない。
シンプルで機能的そうなのはわかるけど。ドイツ人やルクセンブルグは大好きでフィリップスタークが大流行りだったけど、別にニュージーランドまできてプレミアムを払わなくても良い。
ウェットエリアを分けるか否かはまだ考慮中。
第三条件=熱いお湯にゆっくり浸かりたい。
こちらのお風呂は追い炊きはできない。
日本からガス装置を輸入してくれば別だがこちらの規格にあっていないものはつけてくれない、ガスのものは全てガスフィッターがつけないといけないので、不可能だろう。
大体追い炊きができる浴槽がうっていない。
お風呂にお湯をいれたらさめないうちに入らないと暖かいお湯に入れない。
もしくは暑いお湯を足しながら入る。
「追い炊きか足し湯」かの議論はできない。足し湯しかできない。
幸い家のお湯はガスなので、いつまでもお湯がでてくるが、電気のタンクのお湯給水をおこなっている家庭で熱いお風呂の水をはったら直ぐ入らないとさめてしまう。
調べると日本でも追い炊き機能がついていないお風呂がある。追い炊き不経済ともかいてある、家族が少ない人やお風呂がさめてしまった時には便利だと思っていたが。
追い炊きで脱線するが、スパは追い炊きができる。家の古いスパもリンナイのガスで追い炊き機能だ、でももの凄い水の量なので、毎日ちょっとづつ温めるタイマーとかがついている。水もかえないで、PHや消毒の粉をいれないといけない。プールと一緒だ。
日本のお風呂コンセプトに求めるもののもう一つに、
「座って体をゆっくり洗いたい。」
たって入るシャワーだとじっくり洗う時間が短い。シャワーじゃなくてゆっくり洗って流すという作業もしたい。フランス人の主人にはこの感覚がわからない。
基本的にシャワーにいるときはずっとお湯をだしている。
こんな椅子はお洒落だ。
防水につよいテックの木でできている。ニュージーランドだと千ドル以上と異常な値段。 なんとか作れないか。シャワーに椅子を置けるスペースを考えながらシャワーを考えよう。 |
お風呂の水の量。
日本で平均的にお風呂の水の量は200L位らしい。20分シャワー水を出しっ放しだとお風呂一杯の水の量になる。1000Lで1M3。ニュージーランドの水道料金を調べていないが、去年は私がまだこちらに住んでいない時だが、雨が降らなくて水道制限?が会ったらしい。この辺も調べてみたい。
沢山のお湯を温まるだけだともったいない。できれば体を洗ったり、ここに書いてある様に、洗濯にだって使いたい。でも家の洗濯機はそれはできない。
今日きたビルダーさんとお話してアイディアが沢山でてきた。
バスルームのお店のアドバイスもとても参考になった。
色々なお風呂を置いているお店周りもしてみたい。
と,色々考えているが、実際幾らかかるのかまだ予算も出ない段階で、
夢をみるのはまだ早い。
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