(一件目)去年の11月半ばに初めて近くの美容室にいきました。
オーナーの旦那さんが建築家だそうでモダンな作りのお洒落な美容室。ウェッブサイトで調べると、プロの美容師さんが3人,オーナーはロンドンで美容師をしていた事もあるという売りで、予約をしたら次の日にとれました。その日に電話で「あとでお待ちしています、時間に遅れないで下さいね。」もあり、時間ぴったりにいきました。
その割にドアは開いてても誰もいないのでおかしいな?と思っていたら後ろから男の美容師さんが「遅れてごめんね」とやってきました。
私が、ヘアカラーの種類をきくと、聞いた事のないアメリカ製らしい商品。「ロレアルはないのかしら?」と聞くと「こちらの方がハリウッドのスターが使っていて有名なんだよ」とのこと。
こちらに来て初めての美容院だったので、緊張しながらちゃんと自分の希望を伝え大丈夫かな?という風にしていると、
黙々とヘアカラーをしはじめて、何も言わずにシャンプー、トリートメント。終了。
その間,もう一人店員さん(多分オーナー)がきて誰かお得意さんに長々とお電話をしていました。私には挨拶なし、その間いたお客さんは私のみ。
この時髪は切らなかったので,何ともいえませんが,ハイライトを残しながら根元を染めたいという希望をのんでくれ綺麗にそまりました。でも、なんとなく、なんとなく居心地が悪い美容院でした。
美容師さんって大体おしゃべりをしながら、リラックスできる雰囲気をつくってくれる事を期待しているお客さん(私)が多いので、ちょっとがっかり。沢山色々と聞いてくる美容師さんも困りますが。
(2軒目のヘアサロン)こちらに来て4ヶ月、この界隈にあるもう一軒のヘアサロンにいってきました。予約は直ぐとれずに2週間後でした。
時間にいくと、まだ先客を対応中。終わって支払いになっても先客さんのおしゃべりがつきずに5分は待ちました。でも皆フレンドリー。
で、ヘアカラー自体は、もの凄く手早く、サンプルで色を決める前は丁寧だけどそのあとの段取りは猛スピード。ヘアカットはどうするの?というのもスムーズに、お話と段取りがとにかく上手。
ヘアカラーは全てロレアルの商品。種類はフランスのロレアルと名前が違いましたがサンプル通りの色でした。ちゃんとロレアルの講習も受けているといっていましたがこの忙しさから本当かな?と思いました。
技術的には、余りの手早さにちょっとやり直しがあったけれど、その間お茶もでてきて、こうすると自然な仕上がりになるからとか気を悪くせずに私の指摘したやり直しをやってくれました。
その美容師さんは去年ルクセンブルグにいるお友達を訪ねた事があるという事で話ももりあがりながら、ちょっと親近感を覚えました。その間、しっかりと、私がここに新しく越して来て、しばらくいる、旦那や私の仕事状況とか色々マーケティングリサーチ的な事も聞いて、お客様シートも書きました。
その間お客様ひっきりなし。小さな男の子もお母さんと一緒に来てぱぱぱーっとおわらせていました。
二人の美容師さんがヘアカット、ヘアカラー、シャンプー。午後4時頃、一人学生服を着た女の子がすーっと奥にいったので、
「娘さんですか?」ときくと
「お手伝いしてもらっている女の子なのよ、She is only 14」って、若いアルバイト。
14歳の女の子に髪を洗ってもらう事になりこっちが恐縮しました。
彼女はダニエルさん、まだ14歳だというけれど、私より20センチは高い背たけに18歳といっても絶対通用する感じ。
こちらの青少年労働基準法がどうなっているかわからないけれど、フランスだったら絶対駄目だと思うとフランス人の主人いわく。これが違法でなくても大きく引っかかる点です。でも青少年が働く理由には色々あるだろうし、手は荒れるだろうけれど、彼女にとっても女性ばかりのいい環境?なのしれないけれどちょっと心配になりました。
私の意見では14歳は、勉学に励む時期だからです。こういう統計もありますから。
ヘアカラー&カットで110ドルは安い、仕上がりはまあまあ。お客さんが沢山来るのは安くて、おしゃべり上手だから、という事もあると思います。
☆★★☆★★★
基本的に外国の美容室には余り期待してはいけません。それは日本の美容室を経験すると、他のサービスに満足いかなくなるからです。
今まで、日本と比べて凄いと思ったヘアサロンは、パリのアレクサンドル、「マサト」という美容室。90年初期にパリにいた頃、フランスで超有名なアレクサンドルさん、もうおじいさんだったけれど、ヘアアドバイスをたったままされ、スタイリストがカットとパーマ、ソフィアローレンの様な髪型にされ皆が振り向く髪型に。でも値段も一流だったので一回きりでした。確か日本円で4万円位?
それからパリのマサト、今でこそ六本木にもある有名店になっちゃいましたが、まだ最初は有名ではなくそこのゆうじさんの所に通いました。その後彼が独立されファッションショー等の専門になり、いかなくなりました。パリには日本人の美容師さんが数人います。行くとそこは日本と全く変わらない所もあります。
でも折角外国にいるので、情報量が多い外国の美容室を楽しむのも良いかなと余りこだわらなくなりました。特にフランス人はセンスが良いので結構素敵なアイディアをくれたりしますし。ルクセンブルグでも、フランス人がやっている所にいきました。
ただニュージーランドは違うのかもしれません。
ウェリントンには上手な日本の美容師さんがいらっしゃると聞きましたが、定期的にいく事になるヘアサロンは近所にあるのに越した事がないので、今回近所2軒をためしました。
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