浴槽も重さがあるので、柱の構造を考えながら決めます。水管工事もこの柱に穴をあけても良いのかどうか等を考えながら浴槽を決めます。
デザイン的にはフリースタンディングに決めたつもりでしたが、最近パリに長年住む友人の「海の家のお風呂改装写真」をみて、「窓際ドロップインで周りをタイル張り」もありかな?と考えました。
シンプルなカララ大理石タイルにエマウス(=廃品屋さん)でみつけたエナメル塗りスチール浴槽(30€!お買い得で長持ち)の組み合わせ。シャワーもタイル張り、高級感のあるタイルと伝統的なスチールエナメルの浴槽,お洒落なパリ人らしいエスプリがきいています。
毎週末、海の家までパリから出向き、工事現場監督をしていたそうです。が、途中で日本人の細かさに辟易して逃げてしまった職人さんがいたそうです。頭領大工さんが「短期間やとった職人さんだったから」と、言い訳をしたそうですが、どこでも職人さんに気持ちよくお仕事をしてもらうのは大変です。
彼女曰く、壁と床のタイル線があっていない!と怒ったそうですが、日本人だったら当たり前。彼女のタイルは小さめだったので職人さんも大変だったと思います。
石浴槽素材には、本物の大理石と大理石の粉を混ぜて作った人工大理石、大理石ではないライムストーンとアクリルを混ぜた石バス、大理石バスにエナメルを塗ったもの、
プランビン社大理石エナメル塗り11999ドル定価 |
プランビン社エッグ定価3999ドル152キロ429L |
スパシオカサペルラ定価4950ドル150キロ |
V&B社 定価8499ドル |
iバス、定価2,195ドル、重さ111−149キロ |
ドロップインにするとしたら、スチールエナメル塗り(ポーセリン)が長持ちしていいと思います。最近はアクリルも良い素材があり、何重コートで長持ちするらしいです。ニュージーランドでは、Caroma とKohler、スパシオカサ(エナメルコート入り)のアクリル素材が定評があるそうです。ドロップインは色々なサイズがあり、パイピングも融通がきき、周りをタイル張りしたらすっきり綺麗な浴室になります。
クリアライト社リビエラスチールエナメル(イタリア製)360ドル位 |
石バスの重量を比較すると、(純大理石は一トン=除外)
プロンビン社:152キロ、429リットル容量、1700(L) x 840(D) x 550 (H)
スパシオ:150キロ、394キロ総重量、1800(L) x 820(D) x 520(H)
Iバス社:149キロ、総重量情報なし。1800(L) x 920(D) x520(H) (111キロオプション有)
V&B社:重さ表示なし、1900(L) x 900(D) x 850(D)
スパシオカサのお風呂は150キロ、お湯を入れた状態だと394キロだそうなので、244リットルより少し多いと考えてみます。プロビン社の429リットルcapacityとあるので、多分お湯と人を合わせた総リットル数?何かの間違い表示でしょう。大きすぎです。
比べると、スチールバスより100リットルのお湯の違いで体を包む「湯」暖かさも違います。お風呂は大きすぎてもお湯のたまる時間がかかりすぎ、上と下のお湯加減がむずかしく、小さすぎてもいただけません。
我が家の狭いお風呂場にフリースタンディングはちょっと大きすぎるかもしれません。ただ、今までは壁側に浴槽があり外の眺めが見えませんでした。今回の模様替えは「浴槽につかって海が見える事」が目的なので小さい浴槽を窓際におくか、フリースタンディングが窓の高さを気にせずに配置できるので良い選択肢です。ただフリースタンディングは周りのお掃除が大変そうです。特に死角になる窓の近くは、どういう風にお掃除するかも課題です。
今後水管工事やさん、柱のささえの問題をエンジニアなど専門家に計算してもらい、バスタブ購入に向けて思考を練っていきます。
No comments:
Post a Comment