Thursday, 28 August 2014

ドイツ木工職人来たる 木枠の二重窓2

ウェリントンオンプレートという食べ歩き週間のおかげで毎日食べ過ぎでちょっと丸くなってきている最近です。こちらの人はのんびりしています。忘れた頃にお願いしていたお風呂場の二重窓の取り付けがやっと始まりました。

木の枠、アルミサッシより数倍高価だけあって見た目はこちらの方が断然綺麗。後から木の枠を残してアルミニウムをいれる「アルミインサート」という安い方法もあると解りましたが、もうお願いした後でした。100年の歴史のお家に木枠はなるべく残したかったので新しい木枠、セダー(マツ科かヒノキ科)で周りのリムの木とぴったりです。外枠の木はトタラだそうでこの木は伸び縮みするのでレジンのペンキが良いと今日教わりました。今回のガラスはヴィリディアンのLow E Planitherm U value 1.3ですが、メトロテックで新しいLow - E Excel の方が納入が早いのでこの次の窓はそちらにするといっていました。


PLANITHERM® Glazing Performance Data
Outer Glass
Inner Glass
U-value with Air (W/m2K)
U-value with Argon (W/m2K)
Solar Heat Gain Co-effIcient
Light Transmision
4mm Clear Float
N/A
5.91
N/A
0.85
89%
Clear
Clear
2.8
2.6
0.76
81%
Clear
Planitherm
1.6
1.3
0.65
76%
Grey
Planitherm
1.6
1.3
0.42
41%
Green
Planitherm
1.6
1.3
0.43
64%
Planitherm
Clear
1.6
1.3
0.57
76%
Double glazing unit makeups based on 5mm/14 spacer/5mm
Performance data calculated on SGG Calumen using CEN conditions to EN410 and EN673 based on centre of glass.
TERMINOLOGy:
U-Value
U-Value is a measure of air-to-air heat loss through the glass due to thermal conductance of the glazing and the difference between the indoor and outdoor temperatures. It is expressed as W/m2K (watts per m2 per 1°kelvin).
SHGC Solar Heat Gain Co-efficient or G factor, measures the total solar energy transmittance entering the building through the glazing as heat gain. The lower the SHGC, the better the glass restricts heat energy transmission.
LT Light Transmission is the percentage of light transferred through the glazing. The LT is measured in the 380-780nm wave length range perpendicular to the glass. The higher the percentage, the more daylight.


リムの木枠にあっています







ドイツ木工職人の彼はとにかく木が大好き。彼も2000平米の敷地に夢の木のお家を建築中との事、勿論窓は全て木枠でつくっています。高台にある彼のお家、今度遊びにいって見せてもらう予定。

さて次は、一緒にお願いしていた本棚をつくってもらい散らかっている本を整理する予定です。部屋が暗いので白の本棚も考えましたが、パリのお家と一緒の黒オークをお願いしました。彼はウェリントン空港にある自然化粧品店の棚も作ったという事でお願いする前に一目みてきました。とっても忙しそうですが、次はいつきてくれるのかしら。

変更可能な本棚の留金、ドイツ製で同じのがあるそうです。
イメージはこんな感じだけど
パリのおうち、図書室

Wednesday, 20 August 2014

ニュージランドの紫陽花

晴天続きだった昨日までと打って変わってまた雨のウェリントン。温かくなったかと思ったらまた9度とちょっと寒くなり、移り気な天気です。

「移り気」といえば、花言葉が「移り気」の紫陽花を買いました。移り気なのは、紫陽花の花の色がアルカリ性か酸性かの土壌によって開花後変わる事からいわれています。日本では、「七変化」「八仙花」とも呼ばれているそうです。

紫陽花を植えるのは良くないという迷信もあるらしいのですが、これは聞き流して、最近の花言葉、「家族の結びつき」「辛抱強い愛」という小さな花が集まって支え合う姿勢の方に注目してみたいと思います。

平日雨の午後4時半、パルマー閉店近くにいつものピーターさんに今日入荷したばかりの紫陽花を見せてもらいました。数は少なかったのですが、枝振りが良いもの(=葉が沢山でているより、シンプルで元気そうなの)を選んでもらいました。ブルーが欲しかったのでレースキャップしかありませんでしたが、一般的なモップヘッドよりちょっと変わった形、緑が多いので他の植物とも合うと思います。

調べてみると、ニュージーランドの紫陽花は色々種類があり、長たらしい名前がついています。買ったのはレースキャップ、Blaumeise Macrophylla と書かれています。

hydrangea macrophylla Blaumeise lacecap Blue
ヨーロッパの青い鳥、Blue-Tit (アオガラ)から名付けられたというこのお花。夏にはもう咲くという事なので楽しみです。
アオガラ(青雀、学名:Parus caeruleus)は、スズメ目シジュウカラ科に分類される鳥類の一種。偶然選んだ紫陽花だけど、欧州の青雀を元にしているなんて私達に縁があります。



青雀 Blue Tit


一般的なモップヘッドも切り花にしたら素敵なので、もう一つどこかに植えてみたいです。こんな日本名がついた紫陽花もあります。是非植えたいです。

モップヘッド

ニュージーランドの雑草オキザリス&四葉のクローバー

四葉のクローバーを探してクローバー畑にいた事ありませんか?クローバーと似ている葉をもつオキザリス、雑草とされています。

ニュージーランド特有のオキザリス小さい三つ葉に黄色い花をさかせます。雑草なんですね。可愛いけれど沢山増えます。読むとSucling clover は、夏にはかれるというのでそのままにしておいてもいいのかなとも思ってしまいますが、抜くと豆粒みたいな種です。
Creeping Oxalis が1センチくらいの葉でお花は一つなのに対して2センチ位の葉でお花が5つ位固まって咲くHorned Oxalis(芝生より花壇とかにさく)はもう少し強い雑草だそうです。

Creeping Oxalis

Suckling clover
それより少し大きめの、3つ葉のオキザリス、球根を作ると書いてあります。これは綺麗で緑だしいいかなと思って抜いていませんでしたが、夏に広がると書いてありこれの方が厄介なのかもしれませんね。

Bermuda buttercup
皆にてますね。小さい頃冠を作って遊んだ、シロツメクサクローバーも雑草とされています。幸せを運ぶという迷信の四葉のクローバーも雑草なのですが、害がなさそうです。





雑草とグラウンドカバー、何をもって雑草なのか?

グラウンドカバーになる綺麗な雑草で他の植物を球根で根をはらず侵害しなければ、雑草と共存もありかしら、とも思います。でもツル系はだめですね。木が苦しんでいます。

雑草を楽しむという本もでています、色々な人の意見をもち雑草、雑木、むやみにぬかなくても良いのです。でもアガパンサスは、抜いて本当に彼らの侵略していた土がいかに怖い物かわかりました。この根っこ、土の隅々まで浸透していました。

ニュージーランドの雑草リストです。
http://www.massey.ac.nz/massey/learning/colleges/college-of-sciences/clinics-and-services/weeds-database/weeds-database_home.cfm

雑草にラウンドアップをかけたら枯れて汚くなってしまい、それを結局手で掃除しなくてはいけないので、手でやっても一緒だと思いました。ラウンドアップや他の除草剤には賛否両論があるので、なるべく使いたくないのですが、アガパンサスの球根がとりきれなかった後にヴィジランドという青い液体をぬると簡単に死ぬというので切ってぬりました。その周りの土が黄色くなっていたので強力な毒なんだとちょっと怖くなりました。ただアガパンサスを根から抜くのは面倒だから、切ってこれを塗る一時的処理には簡単です。アガパンサスの根の浸透はすごいのでコンクリートや他の草木がやられる前に取り除きたいです。芋のような大きな球根がちょっと怖いです。

日本の方のリンクでしったグラウンドカバーになる強い種類の一つにローズメリーがありました。2つ植わっていますが、死にかけているので回りに肥料のコンポスト土を埋めました。もっと広がると良いのだけれど、挿し木でふやせるのであれば是非増やしたい所です。







Saturday, 16 August 2014

ニュージーランド庭の夢にむけて、清掃作業にあけくれる

ここ最近やっと温かい日差しがさして室温が24度まで上がる日もあれば、急にヒョウと雷がなったりと、まだウェリントンの陽気になれません。

ガーデニング、というよりお庭の掃除をしています。日本でも植木屋さんは掃除からはじまるそうで、アガパンサスを取り除いたり、雑草をとったり、剪定をしたり、やる事は山ほどあります。

前回お願いしたスキップビン、今回はもう一回り大きい8メートル級の物をお願いしました。公道に生えているアガパンサスも取り除いているのでその横に持って来てもらいました。スキップビンは大きさにより料金が違い、一週間単位で電話をすると直ぐにもってきてくれます。一週間置いてもらって280ドル、グリーンビンを一杯にして電話してとりにきてもらうというゴミ回収サービスです。ウェリントンでは良くこの大きなゴミ箱が家の横にあり、利用されている様です。このサービスを知る前は、ゴミ回収業の人に頼んだり(高価)や自分でゴミ山にもっていかなくてはいけなくて、不便でした。

早朝、朝日を見ながらの土いじり、時間が経つのをわすれてしまいます。




頭のなかにあるのは、この清掃作業が終わった後、どんな庭にしようか?という事です。

最初は、ニュージーランドのネーティブツリーやネーティブプラントをと思いましたが、最近はツツジやアジサイなどのお花を植えてもいいかなとも思っています。ネーティブプラントでは、グラスやマヌカ、フラックス等のナチュラル系が多く彩が少ないです。南側の庭に椿、ツツジ、ダフネ,ハレボール(Hellebore 日本語がわかりません)とミニ竹、ジャスミンが植わっているのをみつけました。日本庭園を思わせる花々がとても綺麗です。こちら側は日陰になっていて余り来ないのですが綺麗に保てればと思っています。

調べるとサツキはPH5以下強酸性の土を好み、アジサイは酸性だと青、アルカリ性だと赤い花を咲かせるのだとか、土の質、風のつよさ、日光の当たる時間により植えるものを考えていかなければいけません。アジサイはハイドランジャー(水をすう)という名前で湿りけのある日陰を好みます。

育つ花植物もPHによって違います。パルマーでPH調査キットが売っていました(22ドル)庭土壌準備ができたら調べた方がいいのか、選ぶお花に合わせた土を入れれば良いのか、まだまだ土の準備に時間がかかりそうです。直ぐには新しい植物を植えるわけにはいけませんが、庭の一角の日陰にアジサイうえようかしら、坂には何を植えようかしら?と少しづつ夢をみています。

今回は大きな枝の伐採を含む剪定をしてみました。隣の人も刺激をうけたのか、電動ノコギリでどんどん木をきっていました。すると、頭の上にツイやネーティブの鳥が嬉しそうに飛んで来て鳴くのです。なぜかと思っていましたが、どうやら私が雑草をとった後、土がひっくり返されてでてくるご馳走のみみずをねらっている様です。ニュージーランドには蛇や害虫がいないので、出てくるのはミミズだけ。安心して庭仕事ができます。

Friday, 8 August 2014

薔薇の香りでパリを懐かしむ



Ralph Lauren 洋服も好きだけど、サンジェルマンのパリのお店、ブリュッセルのお店、どちらもメゾンパティキュリエ(一軒の洋館)を改装して素敵な空間です。お客様ご招待メールで写真が送られて来て、うっとり懐かしく思っています。サンジェルマンのお店は庭にカフェがあり、ゲーンズブルグの娘と旦那さんの映画監督さんもそこでお見かけしました。



こんな洋館はニュージーランドにはありません。以前義理のお母様が「ニュージーランド、木でできたお家、素敵で懐かしいわ。」と何十年も前に訪れた時の事を懐かしく思っておられました。彼女は私にとって素晴しいセンスをもっている尊敬できる人。半月前にご病気で亡くなられましたが一緒に色んなパリ、フランスを見せてくれた人です。いえ、欧州全体はもとよりハワイ、フィジー、キプロス、日本、と色んな所を一緒に回った事が懐かしくて今は悲しい思い出になりました。


彼女を想ってパリのお家に送ったお花の写真を頂きました。パリにある薔薇専門店のお花。彼女がよくお花をお部屋に飾っていて、「最近は良い匂いがする薔薇が少ないのよね。」という事で、薔薇専門店のお花で香りの良いお花を選びました。サンジェルマンにあるパリの薔薇店、日本人もいて彼女はそこのスカーレットオハラが好きで、ひらひらした薔薇の花びらのGabrielle Luisetteを面白いと言っていました。こちらは夏休みでしまっていたので、5区の薔薇専門店から送りました。ルクセンブルグに訪ねて来た時にお土産でこのお店の薔薇キャンディーを彼女からもらったのはつい去年、大切な思い出です。

薔薇が届いた日、ウェリントンにある我が家の窓からまるでモネやターナーの絵を想わせる素晴しい風景を見せてくれました。天国の彼女からの贈り物です。







彼女にニュージーランドのお家の完成を見せてあげられなかったのが残念です。彼女の好きだったウェザーボードのニュージーランドらしい古いお家、全く新しいモダンなデザインは無理、機能的でちょっとだけエスプリのきいたインテリアで満足。全く新しい家と違い、古い家の修復は本当にゆっくり、手作り感覚でやっていますが、気合いをいれて前進させたい所です。ウェリントンでも薔薇を飾りました。

Saturday, 2 August 2014

ニュージーランド国際映画フェスティバル

ニュージーランド国際映画フェスティバルもありここ数週間、映画を見る機会が多い毎日です。

先月 Dawn of the Planet of the Apes (猿の惑星新作)を3DでみてCGの素晴しさとお話の解り易さに感動、ちょっと過激な暴力シーンは私の好みではないけれど良く出来た作品です。近所の友人たちが作っているという事なので作品クレジットまでしっかりみました。3Dは良いのかもしれませんが、がちゃめの私は眼がちょっとつかれました。

またウェリントンで盛り上がっている What we do in the Shadow  を見てなぜこれが流行っているのか?と不思議に思いました。ウェリントンをベースにしてとられたのでウェリントンでは猿の惑星と同じ位上映されています。ドラキュラやウルフに変身した人間が夜徘徊する暮らしをドキュメンタリー調にしたとてもへんてこりんなコメディーです。人それぞれですが、面白いと思える部分は数点で,最高という訳ではありませんでした(失礼)。

日本大使館でも「のんちゃんのりべん」が上映され、日本のお弁当の素晴しさを実感。倍賞美智子の演技も素晴らいし、日本の映画は見ていてほっとします。渡辺典子さん、角川3人娘とされていたらしいですが、淡々とした演技が下手なのか上手いのかわからない雰囲気の女優さんです。

フランス映画では、Folie Bergere で Isabelle Huppert の歳(61歳?)をかんじさせない演技と可愛らしさでパリの魔力と熟年フレンチカップルのあり方を学び=『沈黙は金』ということわざも思い出しました。


同じ熟年女優のカトリーヌドヌーブ主演の、In the courtyard (dans le cour)  ではパリに多いいつも何かの心配をかかえる女性達の心の葛藤や心配から目を背ける夫。引退した女性と親身になってくれる管理人、社会から切り離された二人の温かい人間関係が描かれ、考えさせられました。



この二つのフランス映画、東京もそうだけど、パリ大都会のリズムについていくのは大変な事,ノルマンディーの田舎からでてきてパリの魔力にとりつかれる奥様(Folie Bergere)とパリで引退した女性二人の生き方、どちらかというとイザベル演ずるブリジットに私は共感がもてます。というのも今私は世界のはてニュージーランドウェリントンにいるので、パリに住むリズムを懐かしく思う気持ちもありますが、また住もうとは思いません。自然の豊かさに囲まれ満足しているからです。でもパリは大好きです。

家畜農業を営むノルマンディーの田舎から出てくるBrigitte(Isabelle Huppert)がパリの有名な生地マルシェ、サンピエールでカーテンの生地を大人買いしたり、実践販売で魔法の布をかったり、ホテルで出会った外国人とアバンチュールに落ちたり世間知らずだけれど、心の奥にノルマンディーの豊かな自然の土台が感じられます。

欧州では知られている事実だけれどフランスの農畜産業者は、政府からも多大な補助金を受けとても裕福な生活を送っています。季節性はありますが、休む時はどーんといきます。以前私達がやっととれたお休みでエジプト砂漠アドベンチャーツアーで出会ったフランスの農畜業のカップルは、二人でその後、サファリとモロッコなど世界中を回るツアーにも申し込んでいるとの事。季節業なので休む時は一遍にといっていましたが、相当お金に余裕がないと出来ない技です。

また昨日は、ベルギー人のファッションデザイナー、ラフシモンズがクリスチャンディオールで働く所を撮ったドキュメンタリー映画、Christian Dior and I を見ました。フラマン人独特の頑固さ、アントワープの有名なファッション学校バックから出てきたアーティスト、ベルギーではフランス語(=ワロン語)をはなさなくてもいいけれど、パリのクリスチャンディオールではさすがにフランス語を話さないと駄目というちょっとした苦痛も現れています。

本当は(多分)フランス語がわかるのだろうけどはなさないフラマン人は沢山います。ブリュッセルで働いていた時、そういう人を何人も見てきました。彼らの会話は片方はフラマン語、返すのはフランス語、会話になっている所が変でした。ベルギーでは不思議な言葉戦争があります。

クリエーティブディレクターになったラフシモンズ、彼がデザインコンセプトを写真で表し、それを実現かしていくスタッフ達、なんだか今私がやっている建築家やキッチンデザイナーにコンセプトを伝えて現実化してもらう、という作業ににています。短期間で実現した素晴しい芸術、予算オーバー面はまねしたくないけれど私もリノベーションを早く頑張らないといけません。

ラフの素材を重視した頑固なやり方に、フランス人は辟易。残業(土日に働く事も)をしてまで「週35時間就労」が普通のフランスにはない世界を描きます。年間35万ユーロを使う大切なお客様のクレーム処理にニューヨークに行ったスタッフを「僕の言う事を一番に聞け」といって叱ったり、無理な期限を「挑戦だ!」といったり、「キャットウオークは歩かない」「プレスの写真もお断り」と言って検挙に見せておきながら出番が待ちきれないで前に出て行ったり、ドキュメンタリーを撮らせたり、自分の写真を有名人ととらせたり本当は目立ちたがり?自分はディオールの復活となんだと見せようとしている所が、今のディオールのサイトを見ても感じられます。そんな所が以前ベルギーで出会ったアントワープ人と似ていて苦笑してしまいました。
復活したBARジャケット
彼のやり方に全ては共感できませんが、最後に出来た花一杯のファッションショーは、華やかです。このお花の装飾は、ベルギーのゲントで1774年からあるお花ショーを思い出しました。このお花ショー、私達が住んでいた時は5年に一回だけ行われ2回だけみにいけました、次のショーは2016年におこなわれるそうです。もし機会があったら素晴しいと思います。それが再現された様なショーは服よりも圧巻でした。


ショーではシャロンストーンやイザベルヒューパートも最前列にいました。有名なアントワープファッション学校出身のアーティストは90年以降とても多いです。彼自身はそこをでていなくても強力なバックを得ています。今は周りにもスタッフを集めてアントワープ色を濃くしています。

ベルギーに住んでいた2002年、ワールドカップイベントの一環でアントワープ王立芸術アカデミーのファッションデザイナーと一緒に日本にいきました。その頃パリのボンマルシェにも入ったアントワープ6人組の服がなんでこんなに高価なのかしらと不思議に思っていましたが、ディオールのクリエーターにも採用されるなんて、アントワープ凄いです。と、アントワープ人はさぞかし鼻が高いでしょう。


さて、まだ続く国際映画フェスティバル、今日は「かぐや姫」を見に行きます。アルプスのハイジで有名な高畑勲監督、数百名から選ばれた声優の朝倉あきさん、期待が高まります。
かぐや姫声優の朝倉アキさん、芸能活動にピリオド?

ジブリ王国をとったドキュメンタリーも来週末公開があります。また2−3本見に行く予定ですが、台風がきているウェリントン、映画を楽しむにはちょうどいい季節です。