Friday, 30 May 2014

中古リフォームの制限と妥協


中古物件のリフォームデザインする時,全く新しいお家だったらまっさらのキャンバスに好きな様に描く事ができます。が、リフォームの場合、色々と「制限」があります。

予算が許せば総取り替えで、窓も壁も壊して全くの新しい空間を作る事も可能ですが、リフォームの場合、「妥協」も必要です。

リムの木のバニティー
日本式のお風呂も夢でしたが、我が家の窓と天井がリムの木でできていてウェットエリアで囲うのは天井を壊し総防水タイル張りにする事になります。バニティーもお揃いのリムの木です。

もう少し言うと、家全体がニュージーランド特有の木、リムとマタイの床で出来ています。

建築家がデザインしたキッチンもリムの木、その頃では高価な作りだったと思います。それを全て取り壊すのは、もったいない気もしますし、木の家のそれなりの良さを残そうと思っています。

天井にリムの木がはってあり、特徴を出しています。

まず白く塗ってあった木の窓をサンディングして無垢の木に戻します。サッシは新しい木枠で二重窓をオーダーしました。まだ入れていませんが、サッシも木になれば、木の統一感がでるでしょう。この埃が酷かったです。

今のガラスはミラーグラスで中が暗い時は外から見えませんが、中で明かりを灯すと丸見えです。前のオーナーはこの上にプラスチックのブラインドをつけていましたが、ボロボロだったので捨てました。聞くとミラーグラスはとても高価だそうです。木のクリアーガラスの二重窓は既に高価なので、ミラーグラスにするのは予算的に難しそうです。

リムの木の枠に檜サッシになる予定
左の窓からは海の眺めが見えるので、透明クリアーガラスを入れるつもりですが、真正面下3パネルは、お隣さんから見えるので、不透明ガラスをいれるか、クリアーでブラインドをつけるか、迷っています。プライバシーについては長りそうなので次の項に持ち越します。

天井と窓にリムの木を残す決定を下したので、リムの木のバニティー(化粧台)も残した方が統一感がでるし、トップやシンクをモダンに変え有効活用できれば経済的にも一石二鳥。引き出しの方が便利ですが、そこは「妥協」です。

このバニティーのトップをサンディングもしくは石の台にして、白いシンクにしたら綺麗なるのではないかしらん?と思っています。
鏡は良いけれど、左のバニティーはいかにも80年代、レトロ。
来週、ビルダーさんに現在の特別防水シートをとり外し、タイル張りにする準備をしてもらうつもりです。最初のステップは、お風呂とシャワーの撤去=「破壊」です。専門バスルーム業者に頼めば、トータル幾らでやってくれますが、「考える時間」と「ビルディング許可申請時間」も必要なので、現在となりの家に来ているビルダーさん(時給55ドルとアシスタント47.5+GST)にお願いしました。大体1−3日間かかるとのことです。

隣のお家で今フローリングを担当しているビルダーさん、先日お昼時間に仕事を見に来てもらいました。普通のビルダーさんは、まとめて幾らみたいな固定費をとる人が多いのですが、彼は時給、材料もレシートを見せてそれに10%乗せた料金を私達が払うという仕組み。材料費が実費でなく10%上乗せなのは、彼の割引率がとても良いからだそうです。

ビルダーさん選びは、信用が重要です。色々とお会いした中で良い印象を得た彼、聞くと息子さんがMIT(マサチューセッツ工科大学院)のPHD博士号のスカラーシップをとったとのことでクリスマスにアメリカに彼を訪ねて一ヶ月行くそうです。MITといえば、クルーグマン経済学者や優秀な科学者を多く輩出している超一流校、彼は照れながら、「It's funny but my son got a scholorship at MIT」ってそれとっても凄い事です。

以前登場した水道屋さんトムさんとも仕事を何回も一緒にしていて、バスルームをお願いするチーム編成としてはまずまずです。タイル屋さんにも彼にバスルームをお願いしたといったら、Excellent と喜ばれ、なぜかというと彼はとても良い水道屋さんをしっているからという事でした。ビルダーさん曰く、トムは「Gentleman plumber」だそうです。

中々上手く決まらない屋根屋さんの事を聞くと,「屋根やさんは人を安く傭っている、だから彼らの仕事を全ては信用できない、Pさん(私が今見積もりをもらった人)と働くのは、彼以外がもっと信用できない奴らだからだ。ビルダーの方が丁寧に屋根を替える事ができるんだよ。」とのお言葉。日本やドイツと違い、職人気質、餅は餅屋ではないニュージーランドを感じさせるお言葉でした。

今日夕方、彼からメッセージで隣の作業が長引いて水曜には行けないけれど木曜になりそうだとのメッセージが来ました。タイル屋さんも水道屋さんも週終わりの方が良いらしいので「No problem」とお答えしました。

さて月曜日は休日、長い週末です。重い腰の主人をつれて一緒にタイルを見に行きます。


Wednesday, 28 May 2014

空間の使い方、フランス、日本の場合、ニュージーランド?

長年住んだ欧州からこちらに来て半年たち、「スペースの使い方の違い」について学んでいます。自分メモのつもりで忘れかけているフランスの普通を書いてみました。

お国違えば、文化が違い、部屋の呼び方も使い方、コンセプトも違います。

le salon avec cuisine ouverte = open kitchen = オープンダイニングキッチン

台所,ニュージーランドはオープン、フランスでは別部屋がほとんど。オープンキッチンは「サロンと一緒のオープンキッチン」と長く説明文になっています。そういうコンセプトがなかったからでしょう。

la cuisine = kitchen 台所
le salon = lounge or living room 居間 リビング
la salle a manger(食べる部屋) = dining room 食堂 ダイニング 台所とは別の所
la salle de bain (浴槽のある部屋) = bathroom お風呂場
le bibliothèque = library 書庫、勉強部屋
les toilettes = toilet お手洗い
la chambre = bedroom 寝室
les pieces = rooms 部屋
le coin repas (食事の角)= breakfast corner 家族用食卓(台所の中)
foyer 温かいお家、home sweet home.
entree = entrance 玄関
couloir = hallway = 廊下

フランスの家の言い方も、いくつかあります。Maison, Foyer, Chateau, Chalet, etc...

フランス語の部屋の言い方は、それぞれの用途がはっきりしている事が多いです。「◎◎の部屋」Salle がお部屋。

でもリビングだけは、Salon サロンです。

サロンに人をお呼びするのが大好きなフランス人です。サロンは日本の床の間にあたり綺麗にしていつ人を御呼びしても良い様な雰囲気になっています。床の間に掛け軸がかかっているような正式さも含めています。サロンは「お家の顔」です。

玄関の後に通されるお部屋がサロンです。その時けっして台所は見えません。

ニュージーランドではキッチンが見えるのが当たり前。キッチンが「家の顔」なのでしょうか。

日本の家の顔は、玄関でしょうか?それとも床の間?最近は解りません。

フランスのお家では、家にお呼ばれする事が最高のおもてなしとなります。
初対面だったら、お茶やアペリティフ、お食事にはお呼ばれしないかもしれません。

でも食べる事が大好き、気軽に色々な形の「お呼ばれ」を楽しみます。

この場合、大抵「サロン」と呼ばれるお部屋で行われます。
サロンに、用意したお菓子とお茶で歓談を楽しみます。お花も飾ります。

Mondaniteと言われる社交ゴシップやお喋りをするのもこのサロンです。

サロンでは、日本でいう掛け軸や生け花を褒めるのと一緒、フランスでは、絵やお花、美術品を褒めたりして家の雰囲気を楽しみます。

夕方から夜の初めにお呼ばれするアペリティフの場合は、お客様が来てから、何を飲むか聞いてサロンにあるお酒の棚から、好みの飲み物をお作りしてお出します。

ホストは、ウィスキーを氷と一緒に飲む人もいるかもしれないので、氷やソーダ水はサロンに用意しておきます。大概キッチンは別の(遠い)場所にあるので。

ニュージーランドではキッチンがサロンにあるので事前に用意する必要がありません。

食前酒ですが、お食事まで御呼びしていない場合は、大体お客様のお好きな飲み物をリクエストされてからお出しします。付け合わせにナッツやチーズ、本当に軽いものを用意します。

もしディナトワー(dinatoir)と呼ばれる、軽食もでるお呼ばれだと、プチフー(petit fours sales)と呼ばれる小さいシューの上にチーズやサーモン、フォアグラを乗せたカナッペやパンスープリーズ(pain surprise 軽いサンドイッチ)などの軽食も出たりします。綺麗な手巻き寿司など喜ばれます。

正式なディナーのお呼ばれと違うのは、サロンでそのまま食べ続ける事でしょうか。

アペリティフだけの場合、お客様は大体2時間位したら、「そろそろ」といって帰ります。時間帯は6時位から8時半位までのお呼ばれでアペリティフの場合は、遅くまでいてはいけません。

もしディナーにお呼ばれした場合は、まずアペリティフ(食前酒)から入ります。シャンペンが振る舞われたり、お客様の好みによって軽い一杯が勧められます。ナッツやオリーブと軽いお飲物です。

ここまでがサロンで、初対面がいたら紹介をかねて、ゆっくり皆が集まるまで「次のステップ」への期待を高めます。

さてディナー。ホステスが、「passez a table」といって綺麗にセットされたテーブルに移ります。出来れば、セットされたテーブルが別のお部屋、見えない方が、お呼ばれされた人達への期待を高める事ができ、ちょっとした感嘆を得る事ができます。

フランスのディナーは、l'art de la table といって一つの「美学」になっています。クリスタル、カテラリー、お皿、それぞれお食事のメニューや季節にあわせて、ナップ(テーブルクロス)や食器をかえ、趣向を凝らします。これはフォーマルなディナーの時は勿論、家族だけや親しいお友達をお呼びする時にも、気をきかせます。

春だったら桜の木をきってどーんとテーブルに置いても良いし、秋の紅葉を散らしても、それこそ折り紙をおったものを置いても、試行錯誤されます。

これは日本の和食器もそうです。おせち料理はお重にという感じです。

ディナーセットが素晴しいからといっても食事の席はまったくカジュアルな運びでクールにいつもの通り行われます。別に正装して行く必要は全くありません。普段着です。ノエル(クリスマス)でもない限りネクタイはしません。

ニュージーランドではカジュアルでも、夜に呼ばれると正装やドレスをお召しになっていらっしゃる方もいるという事をききました。本当かしら?文化の違いを感じます。

フレンチにとって、お食事に御呼びするという事は、前日から、席順(ホストが決めます)、メニュー、お皿やテーブルクロス、事前に色々と考えてお呼ばれされる方も呼ぶ方も楽しみます。親しい仲だったらメニューをきいてそれに合うワインを持っていく場合もあります。ただとっておきの赤をあける時は、事前にデカンタにいれておく必要があります。お食事にワインの一本、チョコレート、お花のお礼は喜ばれます。

お料理は別に全部手作りでなくても、ピカール(picard.fr)という優秀な冷凍食品を併せても全くかまいません、美味しいお料理であれば買って来た物を組み合わせて構いません。ピカールの冷凍食品、美味しくてとっても便利でした。

パリでは有名どころや誰も知らない所の美味しいケーキやチョコを持っていくのが流行っていました。お料理に時間はかけたくない、でもl'art de la tableは楽しみたい、賢くお惣菜を組み合わせて出すのも感心されます。美味しいもの発掘情報は貴重です。

おもてなし文化、ちょっと日本と似ていると思います。

フランスのお食事は、美学、美術品です。日本の懐石もそうですが、目で楽しみ、舌鼓を打つ、お食事の哲学は日本文化と共通しています。

私も大好きなテーブルクロス、お皿にお揃いがあるとは知りませんでした。
フランスでも家が狭くなり、サロンの中にあるキッチンも多くなってきました。
キッチンは一体化した家具の様になっています。

お茶やレストランへのお呼ばれはありましたが、

まだニュージーランド人のお家のディナーにお呼ばれした事がないので、本当の文化の違いは良く解りませんが、キッチンのレイアウトからいって l'art de la table とはとても違う様な気がします。

ニュージーランド人は表面的にはオープンでも、実は少しシャイなのかもしれません。台所をいつも綺麗にしておくのは大変。キッチンが家の一等地にあるせいか、片付けにも時間がかかり孤立した「サロン」がないので、お家に人を呼ぶのには不便な構造かもしれません。

と、考えるのはまだニュージーに慣れていないせいでしょうか。

まだ色々と文化のギャップを学んでいる所です。

(フランスの雑誌からの切り抜きのオープンキッチンスタイル)
「郷に言っては郷に従え」オープンキッチンを作る予定です。







フランスの家にはそれぞれ名前がついていました。
お家は、メスニー La Mesnie 昔のフランス語で家という意味だそうです。
山の家は、La Beliere オスの羊という意味、ヤギがいるから。
夏の家は、ジラドー Lou giradou (= girouette) 風見鶏が屋根の上についていたから。

名前がなくてただ maison d'ete 夏の家, maison de compagne 田舎の家とも呼ばれている事もあります。フランスの休暇はとっても長く家族が別の家で集まる時でもありました。ニュージーランドからは遠くすぎていけません。

さてニュージーランドのお家はなんと名付けましょうか?

このシンクがきました。
Blanco Modex 60 sink








http://myparttimeparislife.com/2013/09/20/la-cuisine-parisienne/

Friday, 23 May 2014

ひのき張りのお風呂場

日本の檜風呂、ひのき張りのお風呂は最高級のリラックス空間。

木のぬくもりがつたわります。




日本ではひのきのお風呂場をつくる業者が結構あるようです。

ここまで総檜はりとはいわないけれど、木をお風呂につかうのは日本人独特、とおもっていましたが、こちらニュージーランド人も木が大好き。



お風呂場に木の窓。今の窓はそうなのですが、そこを便利さからPVCかアルミニウムに変えようとと考えていましたが、結局木の二重窓にします。

値段的には高くなりましたが、アルミをいれると全く違う雰囲気になり、現在の天井も木、折角のベイウインドウのよさを保つ為に木を残す事にします。

古い家、全てを総入れ替えするのではなく良い所は残したデザインを考えるのは新しいものをつくるより難しいです。



100年前の家に増築して作られた部分のはずであるこのお風呂場は、バンガローやヴィラ時代の特徴があるベイウインドウになっています。全くモダンにして単調な部屋にする事も出来たはず、でもその頃の建築家も古い伝統を保ちながらのアイディアには頭を悩ませたに違いありません。天井にや支柱とバニティーもリムの木でできています。これはキッチンも一緒ですが、この木の家の良さを象徴としています。

現在のお風呂場の窓,一部右側にアルミニウムを入れていますが、
全く雰囲気があいません。

今この窓は白く塗ってあります。

そとからみるとこんな感じでした。下の屋根と上のベイウインドーの間に隙間があったのですが、今はそれを埋めてもらいました。水がたまって良くないので。



ボーラー、ホラーな虫食いをペストコントロール

ボーラー(Common Borer) は、ニュージーランドの木食い虫の名称です。

家の支柱や木を食べて木を弱くしてします、怖い虫食い、注意が必要です。

昨日きたセールスマン、うるさい位良く喋って何でもしっている(Know-it-all)ということなので、部屋の角にある木のカスを見て私が「これなにかしらね?」と私が聞くと、とっても真剣な表情で、

「おお、これはTWO TOOTH BORER! 木を弱くして家を食べてしまうよ。僕だったらこの壁を壊してCheckするねえ」



と世にも恐ろしい発言。家を購入する前のビルディングレポートにはそんな事は書いていなかったのに、急に不安になりました。

今朝、早速ニュージーランド政府(Mnistry of Primary Industries - Biosecurity)も使っているという害虫駆除コントロールの会社、キウイキルに連絡、直ぐ来てもらいました。

引越しコンテナーで木の家具を持ってくる時に怪しそうな家具は皆、このキウイキルの会社でFumigation (煙で木の芯まで害虫駆除をする)をする義務があります。

洋服が汚れない様に、つなぎを着用の調査員。大きな懐中電灯をもって屋根裏、床下、壁の木くずを一通り調査してくれました。

その害虫駆除調査員によると、

「100年近くたっているお家でこんなに綺麗な木は余りないよ、この木屑はボラーじゃなくてただのホコリだから全く心配しなくて大丈夫。もし心配だったら日曜大工店で売っているボラー処理の薬をぬるといいね。」

とのことで胸をなでおろしました。側にこんな虫食い跡のあるドアもあったので、これは大丈夫かしら?ときくと、

ニュージーランドの木食い虫は、柔らかい木は食べますが、固い木は食べないとの事。

現在の木材には虫食いにあわないように処理がしてあるので問題がないけれど、100年前もの家の木には虫食い処理がしてないのでたまに薬をぬったりのコントロールすれば大丈夫との事。

100年間に建てられた家、ベランダにあったドアもこんな風に虫食いの穴が沢山。


この穴が虫食い。
虫は木を食べ始める時、柔らかい所からはいり穴を作って外に出るのはもう食べ終わった証拠だそうです。穴を出て外に行くそうです。

この穴がある部分は柔らかいけれど、そうでない所は固い木。

丸太の木の芯(ハート)が一番固く、外に行く程柔らかい木になります。このドアも柔らかい所は食べられていますが固い部分は無傷です。

彼いわく、

「僕だったらこれをサンディングして綺麗なドアをつくるね。」

先日来たトレードマンには、これは虫食われているねえ,僕だったらこのドアを捨てるね、と言われ早速一つのドアをトレードミーにだすと直ぐに売れてしまいました。

とりに来た彼にこのドアをどうするのか聞くと、彼の奥さんが古いドアの木を使って家具を作っているとの事、リムの木は高級なので、このドアから作る家具も高級家具に早変わりという事らしいです。

今日来た調査員の話によると、ニュージーランドにはシロアリがいないのだそうです。

オーストラリアと違い気候が寒すぎるのと、いたとしたら海外から持ち込まれるしかなく、政府が気をつけて海外からの害虫がこないように注意しているからとの事です。

「家が100年前に建てられて、虫に食われた後がないのだとしたら、今後100年も虫はこないね。固い木ばかりで作られている素晴しい家だよ。」

1927年築の家、その後建築家により大掛かりな建て増しが行われましたが、色々と学びます。

アリが沢山いるけれど、白蟻のいないニュージーランドでは無害。アリは寒さをしのぐために木の中に住んでいるという事、でも木を食い尽くすという事はないそう。

と、言う事で昨日のおしゃべりなセールスマンの一言から、害虫駆除の調査員にきてもらい、大丈夫のお墨付きをいただき、ひと安心した一日でした。

Sunday, 11 May 2014

木製サッシの二重窓がつきました。

土曜日の朝から夕方4時までびっしり、金曜日からの2日がかりのお仕事でした。

木製の窓を二重窓に変えました。音と暖かさがもう違うと思うのは気のせいです。(笑)

まだデニッシュオイルを塗っていないので色が違いますが、新しい檜の木が入りました。前のはリムでした。

窓を開け閉めする所に補強の木が入りました。窓枠は檜なので同じになるはず。

近くでみると二重になっているのが解ります。


手作業、二人掛かりの二日間の手作業。古い家なので、窓枠が一つとして同じ大きさがなく調整が大変そうでした。これがアルミニウムだと調整がききません。アルミのインサートというのも考慮にいれましたが、割高でしたが同じ木製にして良かったと思っています。後はペンキとオイルのお手入れをするだけです。





外から見た所、この黄色っぽいのはプライマーの色なのでこれから120のサンドペーパーで枠をこすって、枠にプライマーを塗り、その後、枠と新しく入れたサッシに同じ色(アラバスタの白)を塗る予定です。

それでは今日はお天気も良いのでセーリングに出かけます。




Friday, 9 May 2014

ドイツ人の木工職人に二重窓をつけてもらっています

お願いしていた二重窓が出来上がってきました。

この窓を二重窓にします。セーフティーグラス、Low-E, アルゴンガス入りで、U-value 1.30です

BEFORE


一つ一つ窓のガラスが割れない様に窓サッシを丁寧にはずしていきます。

下の部分は取り外して掃除をしました。
釘でサッシ枠を補強します。
窓のサッシはひのき(セダー)です。良い匂いがします。少し大きめに作って来て実際の窓枠とおおきさをあわせるために鉋で削っていきます。何回も行ったり来たりしてぴったりにあわせていきます。


この作業台で作業します。ドイツ製とニュージーランド製、日本製ののこぎりもありました。

以前の窓と角度を同じにするために正確に計りきれる機械です。

今日は固定窓のみを新しく二重窓にしました。また明日土曜日ですが来て仕上げをするそうです。今週はずっと雨が続いて中々これなかったので、週末にかかってしまいましたが、丁寧にやってくれています。さすがドイツの職人さん、35年の経験ありの熟練工です。


簡単なカボチャのお料理 ー まずはカボチャ丸ごとの切り方から

カボチャの大安売り2ドル、なぜか丸ごとのカボチャがきり分けされているカボチャよりり安く売られていました。大きいカボチャは切るのが大変だからでしょうか?
普通の包丁では簡単に切れないカボチャもちょっと工夫すると簡単に切れます。

私は大きなカボチャを切るのに、まず電子レンジに5分間いれてから線にそって切ります。そうすると包丁が入りやすくなります。それでもニュージーランドの大カボチャには力がいりますが。

カボチャカレー、カボチャパイ、クリームカボチャスープ、とカボチャが続いてしまいました。種は捨てちゃったけれど、このレシピによると種も食べれるとの事、今度は捨てないでローストしてみましょう。





簡単お料理:

カボチャパイの作り方
カボチャ半分から3/4個の皮を剥いてふかしてから、ミキサーでペースト状にして生クリーム1 1/2 cupを入れます。他のボールに卵白2個、白砂糖と茶砂糖1/2カップ位を混ぜて後から黄身ともう一つ卵をいれて、カボチャと生クリームを混ぜたものを入れます。スープ用に少し残します。レモンの皮ゼストとあればシナモンやカルダモンの調味料を少しいれても良いです。パイ生地を少し焼いた所に流し込んで50分くらいから、ナイフにクリームが着いてこない所まで焼いておしまいです。

カボチャのクリームスープ:
先ほどのカボチャと生クリームを混ぜたものをお鍋にもどして、塩こしょうをして味を整えます。

カボチャのカレー:
これはペースト状にしないでカボチャ1/2から1/4位を使ってつくりました。タマネギ、人参、カルダモン、カレー粉、カレー用の調味料とカボチャを適当に切っていれます。お水を入れて煮込みます。あればココナッツパウダー、ミルクと生クリームをいれます。カレー粉は市販の物もいれました。レモン一個の絞り汁を入れます。お醤油を少しいれてもいいです。カレーはお好みで調味料をいれて沢山の野菜が食べれるので簡単デトックスメニューです。

先日DVDで「スーパーサイズミー」(2004年のドキュメンタリー)というファーストフードの怖い映画を見たので野菜を食べています。(笑)

Monday, 5 May 2014

電気器具収納は?家電をどう隠す?

キッチンに炊飯器やポット、トースターがあると綺麗になりません。
日本のメーカーさん54000円って凄く安いです。




日本の便利技術やっぱり凄いですねえ。


扉がしまってても換気があるから炊飯器OK

色々な扉の種類で、「隠す技」



収納用折れ戸




引き込みドア




3枚連動引き違い

4枚引き分け引き違い







家電収納棚、こういう便利さはこちらにはないのかしら?

お庭掃除で、ニュージーランド庭園に

週末お手伝いの人に来て頂き、Woods Waste (大きなゴミ箱)一杯にグリーンゴミを捨てました。今日とりに来てくれると言っていましたが、こんな感じです。一杯で多分1トンはあるのでは?ちゃんと持っていってくれるかちょっと心配です。



アガパンサスがなくなったのでそこに、キャベジツリー、シダ、ハレケケを植えました。ニュージーランドのネーティブツリーです。



こちらでは大きなススキがニュージーランドのネーティブ植物としてお庭にあったりします。一つお庭にありますが、結構綺麗なのでこれももう少し植えてみたいです。